「お酒のせいで記憶がない」が口癖の彼女
落ち着いていて清楚な印象だった彼女。彼女はお酒が好きで、よくひとりで飲み歩いていました。お酒が好きなのはいいと思うのですが、酒癖が悪いなと感じることもよくあって……。メッセージでやりとりしていたはずのことを「ごめん、お酒のせいで記憶がない」と言われたり、デート直前に「二日酔いで、別日にして」と言われたりすることが多々あったのです。「お酒のせいで記憶がない」は彼女の口癖でした。
そんなある日、彼女が普段から「SNSに写真をアップしている」と言っていたことを受けて、興味本位でSNSのアカウントを作成し彼女のアカウントを見てみることに。いざ彼女のSNSを覗いてみたところ、そこには、知らない男性と彼女が仲良く飲んでいる写真がたくさん! しかも、写真ごとに異なる男性で、彼氏だった僕も困惑してしまうくらい、密着している写真も多くありました。
一応、交際関係だったので、男性と密着している写真を撮っているのはどういうことかと聞いてみると、彼女から返ってきたのは「ごめん、お酒のせいで記憶がない」のひと言。
写真を撮った際は記憶がなかったとしても、SNSにアップロードしている時点で「記憶がない」は通用しないのでは……?と感じてしまい、僕はこのとき一気に彼女への気持ちが冷めてしまったのでした。
その後、彼女とは別れました。本当にお酒のせいだったのか、僕への気持ちが薄れていたゆえの行動だったのかはわかりません。ただあのとき、SNSを見て彼女の本当の顔に気づけてよかったのかもと思っています。
著者:高橋徹/40代男性・2児のパパをやっています。趣味は映画鑑賞とドライブなど、インドアもアウトドアも好きです。
イラスト:にしこ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年5月)
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