経血量の多さに悩まされてきた
私は経血量が多いタイプだなと思っていました。中高生のころから生理がくるたびに、「ショーツから漏れてないかな……」と、ヒヤヒヤしていた記憶があります。
念のためと、日中でも夜用ナプキンをつけて漏れ対策をしても、座り姿勢から立ち上がるときに経血がドバっと出て漏れてしまいがちで……。そのため生理中は、電車に乗っても座らないようになど気をつけていました。
産後の生理再開で以前より量が多くなった?
そんな私が、31歳のときに念願だった第一子を出産。その後、産後の生理が再開すると、経血量が産前より増えているような気が。日中でも夜用ナプキンがパンパンになるほどでした。
ただでさえ育児で寝不足の日々なのに、生理中は経血漏れが心配でますます不眠状態に。本来なら体を休めるべき昼寝も、休まらずにただの不快な時間となってしまいました。そんなとき、私は突然、あることをひらめいたのです。
「そうか! 私も赤ちゃんみたいにおむつをはけばいいんだ!」
毎日、何度となく子どものおむつを替えていた私は、たくさんのおむつを目の当たりにして、そのすごさを実感していました。これを生理にも応用できるような気がしたのです。
早速スーパーに行くと、介護用しかないと思っていたおむつのなかに、ショーツ型のナプキンを発見! 迷わず購入しました。
ショーツ型ナプキンで経血漏れの不安が解消!
私が買った物を実際にはいてみると思ったよりスッキリはけて、デニムを重ねてもおしりまわりが全然もたつかず、普通のショーツをはいた感覚でいられることにビックリ! 吸水力もナプキンより断然あり、吸ってもすぐサラサラになって、まるでナプキンを交換したように何度も吸ってくれました。
ショーツ型ナプキンをはくことに抵抗のある人も多いかもしれません。以前、友人にすすめたことがあるのですが、「おむつをはくみたいで……」と難色を示していました。でも、実際に使ったら安心感を得られるはずと思っています。
特に子育てでは、子どもをあやしたり家事をしたりと、立ったりしゃがんだりの繰り返し。そのたびに「漏れたかも……」と不安にならずにいられるだけでも、だいぶ心が軽くなります。睡眠中に寝返りを打っても漏れる気配なし。もっと前から使いたかったです!
※経血にレバーのような塊が混じったり、ナプキンが1時間と持たないような場合には、婦人科の受診をおすすめいたします。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
文:A・H/女性・主婦
イラスト:アゲちゃん
監修:助産師 松田玲子
医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、ベビーカレンダー、ムーンカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています
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