デザートのいちご大福を食べてびっくり
春の日差しがやさしい日、お友だち親子と近くの公園でピクニックをしました。私は4歳の娘を連れて、友人は3歳の男の子と一緒。お弁当を食べ終えたころ、近くの和菓子屋さんで買っておいたいちご大福をデザートにしようと、子どもたちもワクワクしていました。
私はいちごの果汁がじゅわっと出てくるあの感じを想像しながら、かぶりつきました。ですが、中から出てきたのは、まさかの黄色いバターの塊! 一瞬、時間が止まりました。
もしアレルギーだったら…?
一緒にいた友人と「これ、言いに行ったほうがいいのかな?」と話しました。というのも、私が乳製品アレルギーだったら大変なことですし、他の誰かが同じようなことになっていたら……と考えると、和菓子屋さんに伝えたほうがいいと思ったのです。
子どもたちがアレルギーを持っていた可能性もゼロではありません。お店側にとっても気付くきっかけになるかもと考えて、友人とで和菓子屋さんに戻りました。
お店からの謝罪と…ちゃっかりご褒美
事情を話すと、和菓子屋さんは丁寧に謝ってくれて、あらためて本物のいちご大福をサービスしてくれました。私たちは「お金を払います」と言いましたが、和菓子屋さんは「大丈夫ですよ」と言ってくれました。
購入した袋に誤って入ってしまったのは、バターを使った別商品で、和菓子屋さんの作業ミスだったそうです。理由がわかって内心ちょっとホッとしつつ、実は私は最初からもう1個食べたい気持ちがあったので、タダでもらえてラッキーと思ったのも事実。でも、それは友人には内緒にしています(笑)。
まとめ
ちょっとしたトラブルも、きちんとお店に伝えたことで誠実に対応してもらえました。アレルギーのリスクを考えると、「気まずさより安全第一」の行動が正解だったと思います。でも、内心で「もう1個食べたい」という気持ちがあったのも事実。人は完全に善人にはなれないなと、自分の中の下心にちょっと笑ってしまった1日でした。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
著者:高橋 しのぶ/30代主婦。2児の母。
イラスト/まげよ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年7月)
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