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赤ちゃんにはどんな野菜がいいの? 離乳食のビタミン・ミネラルの進め方

この記事では、保育士で離乳食インストラクターの中田馨さんが、離乳食のビタミン・ミネラルの進め方を紹介しています。ビタミンを含む食材のなかでも赤ちゃんにおすすめなな食材は野菜。特にかぼちゃ、大根、かぶ、にんじん、ほうれん草、ブロッコリーだそうです。

野菜などの食材のイメージ

 

こんにちは。離乳食インストラクターの中田 馨です。離乳食を開始して、おかゆにそろそろ慣れ始めたら、次のステップはビタミン・ミネラルの食材です。ビタミン・ミネラルの食材と言っても、たくさんありますね。何から始めればいいのでしょうか?

 

ビタミン・ミネラルって何?

ビタミン・ミネラルを多く含む食材

ビタミン・ミネラルってよく聞きますが、どんな食材に含まれているかご存知ですか?ビタミンが多い食材は、野菜、果物、豆類・ナッツ類、肉類・魚介類などがあります。ミネラルが多い食材は、海藻、野菜、果物、乳製品、肉類、魚介類などがあります。

 

ビタミン・ミネラルの働き

ビタミン・ミネラルは体の調子を整えてくれる働きをしています。

 

・皮膚や粘膜を健康に保つ

・筋肉の疲れを軽くする

・食欲を出す

・風邪などに強い体をつくるなど

 

ビタミン・ミネラルが足りなくなると、体力や気力も低下すると言われています。体にとって大切な栄養素といえます。

 

赤ちゃんはまずはどんなものから始める?

たくさんあるビタミン・ミネラルの食材の中で、おかゆの次に与えたいのが野菜です。野菜とひと言で言ってもさまざまありますね。

 

【選ぶときのポイント】

・繊維が少ない

・舌触りがなめらか

・トロトロになりやすい

 

具体的にいうと、かぼちゃ、大根、かぶ、にんじん、ほうれん草、ブロッコリーなどがおすすめです。

 

赤ちゃんが食べる量は?

5~6カ月ごろ(離乳食初期)の赤ちゃんのビタミン・ミネラルの食べる量の目安ですが、最初は小さじ1杯から与え、徐々に量を増やして、最終的に15g~20g程度を目安にしてください。

 

これはあくまで目安です。赤ちゃんの食べる量には個人差がありますので、少なくても大丈夫です。まだ今は、離乳食を始めたばかりですからね。

 

調理方法は?

離乳食時期の調理法で気を付けることです。まずは裏ごしをする。5~6カ月ごろ(離乳食初期)の間は裏ごしをします。そして、大人が生で食べられる食材も加熱をする。たとえば大人が生サラダで食べられるような食材も加熱しましょう。

 

 

離乳食期は、さまざまな食材と初めて出合う時期です。月齢に合ったさまざまな食材を味わう経験をさせてあげてくださいね。

 

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    この記事の著者
    著者プロファイル

    保育士中田馨
    一般社団法人 離乳食インストラクター協会 代表理事 中田家庭保育所施設長

    0~2歳対象の家庭保育所で低年齢児を20年以上保育する。息子が食べないことがきっかけで離乳食に興味を持ち、離乳食インストラクター協会を設立。現在は、保育士のやわらかい目線での離乳食の進め方、和の離乳食の作り方の講座で、ママから保育士、栄養士まで幅広く指導。離乳食インストラクターの養成をしている。「中田馨 和の離乳食レシピ blog」では3000以上の離乳食レシピを掲載中。『いっぺんに作る 赤ちゃんと大人のごはん』(誠文堂新光社)も発売中!

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