美容室に行き、勝負服に着替え…
本当は当日予約ができるネイルに行こうと思っていましたが、生理になってしまったので長時間座らなければいけないネイルは断念。ただ、3カ月もヘアカラーをしていなかったので美容室だけは行くことにしました。美容師さんが「トイレは大丈夫ですか」と何度か声をかけてくれてとても助かりました。
しかし、その日は軽い日用の薄いナプキンを着けていたので、やはり長時間座っているとソワソワ。意味がないとはわかりながらもおなかに力を入れて、「漏れないように……」と祈って過ごしました。幸い、お店の物を汚すことはなかったです。
ヘアカラーが終わり帰宅したあと、この日のために購入した淡い色のワンピースに着替えて私はイベント会場へ。
せっかくの推しとの交流なのに!
イベントが始まる前に会場でトイレに行っておこうと思っていましたが、トイレは長蛇の列。仕方がないと並んでいて、もうすぐトイレに入れるというときに経血がドッと漏れた感覚が……。もしかしたら服を汚してしまったかもしれないと焦り、前の方に事情を話すと、先にトイレを譲ってくれました。
ナプキンから漏れそうになっていたものの、幸い服に汚れは付いておらずひと安心。新しいナプキンに替え、前の方に再度お礼を伝えて、イベントに参加することができました。
ただ……イベント中も何度も経血が出ている感覚があり……。正直、握手の場では生理のことで頭がいっぱいで、「いつもお、お、応援しています」と言葉に詰まってしまいました。
急な生理で朝から大忙しの1日となりました。握手のときも生理のことが気になって仕方がなかったですが、それでも推しの笑顔を見た瞬間はすべてが報われたように感じました。
著者:伊東理恵子/30代女性・2018年生まれの娘と夫との3人暮らし。育休や仕事復帰を経て、10年以上、商社の営業事務に従事。子育てジャンルの記事をはじめ、美容にも関心が高く、美容記事も執筆中。
イラスト:ほや助
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年7月)
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