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「お話があります。実は…」息子の担任の先生から1本の電話。深刻な声に嫌な予感→告げられた内容に言葉を失ったワケ

息子が小学5年生のころのことです。私が休みで家にいたとき、1本の電話が鳴りました。学校からだったので、息子の体調が悪くなったのかと慌てて出ると、担任の先生でした。その声は、いつになく深刻で、なんだかとても嫌な予感がしたのです……。

 

先生から伝えられたまさかの事態

いつもは穏やかな口調の先生が「お話があります」と深刻な様子で言うではありませんか。そして「〇〇くん(息子の名前)が、同じクラスの女の子の前髪をハサミで切ってしまいました」と、予想もしなかった内容に私は言葉を失いました。

 

しかし先生の話によると、息子は故意に切ったのではなく遊びの延長線上で切ってしまったとのこと。息子はまだ帰宅していなかったため、私は先生に謝罪したのち女の子の両親の携帯番号を教えてもらいました。

 

相手の女の子の両親に謝罪した結果

帰宅した息子に話を聞くと、最初は髪を切るつもりはなかったとのこと。ふと「切ってみたい」という衝動が湧き、一瞬で行動に移してしまったと言うのです。学校先生ともよく話し合ったようで、やってしまった事の重大さに気づいた息子は反省と後悔でしょんぼり。女の子のご両親に謝りの連絡をいれたところ、はじめはかなり強い口調で怒られました。しかし、何度も謝罪を重ね、最終的には許していただくことができたのです。

 

 

この出来事をきっかけに、夫と私、息子の3人で話し合いました。「ふざけてやったことでも、相手を傷つけることがある」「一瞬の衝動でも、大きな結果になることがある」そんな当たり前のことを、改めて息子に伝えました。私にとっても、「わかっているはずの年齢でも、ふとした瞬間に判断を誤ることはある」ということを実感した出来事でした。もう高学年と油断せず、小さなことでも話し合いを重ねていこうと思います。

 

 

著者:田中さくら/40代女性/2013年、2017年生まれの息子たちのママ。バリスタとしてカフェに勤務。キャンプ、おいしいコーヒーの追求、筋トレが趣味。また、自然の中で外ごはんを食べるのが大好き。

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年8月)

※AI生成画像を使用しています

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