生理痛で寝込む友人のお母さん
小学4年生のころの話です。私は近所に住むA子ちゃんと仲がよく、頻繁に彼女の家にお邪魔していました。
しかし、月に1回ほど、家へ行けない日があるのです。A子ちゃんによると、「お母さんの体調がよくない」とのこと。心配になった私は「大丈夫? 病気なの?」と質問すると、A子ちゃんは、「違うよ。お母さんは生理だとおなかが痛くなるから寝込んじゃうの」と説明してくれました。
ただ、当時の私はまだ初潮を迎えておらず、「生理でおなかが痛いってどんな感じなの?」とピンときませんでした。
大人になってから生理痛を経験
それから月日が経過し、私も生理を経験。初潮からしばらくは生理痛を感じることはなかったのですが、産後は生理痛に悩まされるように。
現在は婦人科に通いながら自分の体と向き合っていますが、毎月、おなかが痛くなるたびに「A子ちゃんのお母さんも大変だったんだろうなぁ」と思い出すのでした。
小学生の私は生理痛で寝込むという感覚がわかりませんでしたが、今は「こういうことか」と実感しています。生理の症状は十人十色。私と同じようにつらい人には、労りの心を持って接していきたいです。
著者:松谷えりな/30代女性・4児のママ。教員免許保持。子ども4人と夫、ペットのわんちゃん1匹と暮らしており、趣味は子どもたちといろいろな公園へ遊びに行くこと。
作画:まっふ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年6月)
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