以久奈さんの「月2万円、単発で稼いでくるね」という発言に「このままじゃ威張れない」と焦る夫。「と……とにかくだ」と切り出し「俺よりも稼ぎが少ない」「早く帰って洗濯でも畳んでればいいんだよ!!!」と理不尽な発言を連発。
さらに「今の時代給料あげるのどんだけ大変か知ってんの?」「まあ分からんか……。俺よりも1万円分楽してる人間ですものね」と信じられない発言を連発!夫の数々の衝撃発言を聞き続けていた以久奈さんは「この期に及んでそのモラハラ気質才能でしかないよ」と話をすり替え強がる夫に呆れ返るのでした。
離婚宣言に夫は……
以久奈さんの「この期に及んでそのモラハラ気質才能でしかないよ」という言葉を褒め言葉として受け取った夫は照れながら「そういうところ嫌いじゃないぜ?」とキメ顔で以久奈さんに言い放ちます。予想外の返しに硬直する以久奈さんは心底「キッショ……」と思うのでした。
会話が成立しないと気づいた以久奈さんは意を決し「離婚してください」とひと言。以久奈さんの言葉に衝撃を受ける夫。「いやだああああああ!!」と絶叫し、「百歩譲ってお前と別れるのはいい!!」「けど……ムスメとは……離れたくない!!」と言います。その言葉に以久奈さんは「まだアンタにも子どもへの情があったのね」とポツリ。続けて「家計を夜の店に使ってたくせに」と冷めた視線を夫に送るのでした。
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会話がかみ合わないと悟って「離婚してください」と静かに線を引いたのは、怒りではなく“自分と子どもを守るため”の以久奈さんなりの選択だと感じました。夫の「ムスメとは離れたくない」という言葉に親としての情は見えますが、家計を夜の店に使った事実は消えません。夫婦の関係と親の責任は別ものです。話をすり替える自分勝手な夫には、この問題とどう向き合うかをしっかり考えてほしいですね。
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