ジェットコースターに乗ったら…
遊園地に来たならば、ジェットコースターに乗るのは必須だろうと思っていた僕。「絶叫系は得意だから!」と、彼女を連れてジェットコースターに乗りました。「得意」と言いながらも、僕自身、乗っているときは叫びまくり、降りたあと足元はフラフラ。ただ、そんなところも絶叫マシンの醍醐味だよなと満足していました。
しかし、彼女は……無言に。「怖かったのかな?」と思い、「楽しかった?」と聞くと、「は? もういい」と怒りの表情で言われてしまいました。
彼女の静かなる怒り
彼女が怒っている理由がわからなかった僕でしたが、よくよく話を聞くと、彼女は絶叫系が苦手だったそう。本当は乗りたくなかったようですが、「遊園地に来たらジェットコースター」と僕に半ば強引に連れていかれ、何も言えなかったとのこと。
せっかくデートで来たのに、彼女のことを考えずひとりで舞い上がってしまったことに僕は反省。彼女にしっかり謝罪し、許してもらえました。夫婦となった今でも、僕はあのデート時の、沈黙から感じる妻の怒りの怖さを忘れられません。
今、家族で遊園地に行くときなどは、妻に「これは乗れる?」「乗りたい?」などとしっかり確認するように。妻も、乗れそうなものならば一緒に絶叫マシンに乗ってくれます。そして、その後は観覧車に乗って「絶叫したあとは、観覧車でゆったり」というのを楽しんでいます。
著者:中島タケル/40代男性・結婚10年目の会社員。妻と息子とワンコ2匹の5人暮らし。
イラスト:ほや助
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年7月)
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