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助産師「時計見てなくて…」医師「4時…?」出生時刻を適当に決められそうに→え…?思わず叫んだ結果!

出産は、長い妊娠生活のゴールであり、新しい家族の始まり。赤ちゃんに会える喜びとドキドキの緊張で胸がいっぱいになる瞬間ですよね。しかし、そんな大切な場面で、思いがけない医師のひと言やハプニングに驚かされることも……。

そこで今回は、出産直前から直後にかけてのエピソードをご紹介します。医師からの珍発言や助産師さんのまさかの行動など、さまざまなエピソードがありますよ!

この記事の監修者
監修者プロファイル

助産師松田玲子

医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
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「まさか時間見てない?」出生時間をめぐる先生と助産師さんのやりとりに仰天!?

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長女を出産したときの話です。22時ごろから陣痛が始まり、安産ではありましたがとても激しい痛みでつらく、分娩台の上では意識が朦朧としていました。何度力んでも終わりが見えない中、分娩台の向かい側の壁に時計がかけてあり、まだかまだかと時計を見つめながら出産したのですが……。2箇所を会陰切開し、縫うときも痛いし疲れてくたくたでした。やがて処置も終わって分娩台で少し休憩していた際に、廊下で話す助産師さんと先生の会話が聞こえてきました。

 

「先生、何時何分に取り上げたかわかりますか?  私たち時計を見てなくて」

「え? 見てないの? じゃあ4時◯分にしようか? 」

 

私は分娩台の上から大声で「3時58分です! 」と夜中にもかかわらず叫んでしまいました。当時は大切な娘が生まれた時間を大体で決められそうで、感情が高まってしまったのだと思います。結果、娘の出産時刻は私が言った時刻になりました。先生たちに伝えた際は「時計見てたんですか? 」と反応されましたが、娘を取り上げてもらった際、時計と娘を交互に見ていたため間違いないと思っています。

 

モヤッとしたことがあっても、伝えようか黙っていようか迷ってしまい、結局言えずに後悔することも多いですが、やはり納得いかないことははっきり言ったほうがいいなと思った出来事です。

 

著者:二宮 楓/30代女性・パート/11歳と2歳の、歳の差姉妹を育てる母。

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています。

 

◇ ◇ ◇ 

 

我が子が生まれた時間は、ママにとって一生忘れられない大切な瞬間ですよね。そんな特別な時に、医師や助産師さんがあやふやなやり取りをしているのを耳にしてしまったら、モヤモヤしてしまうのも無理はありません。もちろん、赤ちゃんを無事に取り上げてくれたことには感謝の気持ちでいっぱいですが、生まれた時間についてもきちんと確認していてほしかったですね。

 

続いては、赤ちゃんが誕生する直前に起きたエピソードです。なんと、医師からまさかの発言が……!? 

 

 

「もうすぐ生まれるからよく聞いてね」出産直前に医師が放った珍発言→一体どんな!?

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第1子を出産したときのこと。出産予定日から10日が過ぎ、陣痛促進剤を使って陣痛を誘発させる「誘発分娩」をおこなうことになりました。もともと痛みや血液にめっぽう弱く、出産の痛みや会陰切開の体験談を読むたびにビクビク。無事に生まれるかどうか不安なまま迎えた出産。「痛い!」と感じる余裕すらないほどの苦しさでした。

 

そんなとき、医師が「もうすぐ生まれます。◯◯さん、よく聞いてね」と言われたので頑張って意識を向けると、「これから人生で一番硬いのを出すと思って踏ん張ってね!」と言うのです。何も考えられないような状態の中、「人生で一番硬い……?」と思考が停止。
 

まさか、わが子を“便”に例えられるとは……。怒ってはいませんが、鼻からスイカじゃないんですね?と衝撃でした。一瞬痛みを忘れましたが、笑う余裕はなく、ただただ必死。そして、最初のいきみで「あっ、これは確かにめちゃくちゃ硬いやつだ」と妙に納得してしまいました。悔しいですが、鼻からスイカより説得力がありました。そのおかげか「いきみが上手だね」と褒めてもらえました。

 

監修:助産師/松田玲子

 

著者:高山ななみ/20代 女性・会社員。0歳の女の子を育てる新米母。趣味はアニメ鑑賞。

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています。

 

◇ ◇ ◇ 

 

医師からの珍発言に少し驚いいてしまったかもしれませんが、医師が例えてくれた表現は、実際にお産を経験してみると「なるほど! 」と感じられる部分もありますよね。むしろ医師のひと言で恐怖心が和らぎ、前向きな気持ちでいきむことができたのではないでしょうか。結果として、スムーズなお産につながり本当によかったです。

 

最後は、里帰り出産を予定していたママのエピソードです。里帰り前の最後の健診で、まさかの逆子が判明して……!? 

 

 

「こんな事例は初めてです!」里帰り出産を予定→逆子が発覚し帝王切開で生むことになったが…!?

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里帰りでの出産を予定しており、里帰り前の最後の健診のときに逆子が判明しました。そのため、予定より早く実家近くの産院を受診。そのときも変わらず逆子だったので、「外回転術を施そう」と言うことになり、入院が決定。

 

入院する日、もう一度エコーで検査してみると頭位に戻っていました。そこで外回転術での入院はなくなったのですが、その3日後の妊婦健診でまた逆子に……。さすがに外回転も時間がないので、帝王切開での出産が決定し、入院が決まりました。

 

その後、入院し、剃毛や下剤などで手術の準備が万全になったころに再度エコーをしてみると、またもや頭位に戻っていたのです。そこで帝王切開はなくなり、また逆子になる前に産んでしまいましょう!ということで、陣痛促進剤を投与しお産に入ることになりました。陣痛も1・2分間隔で今にも出て来そうなとき、ふと先生がエコーで確認してみると、なんともう一度逆子に! 流石に逆子で下からは産めないので急きょ、張り止めを投与され、そのまま緊急帝王切開となり、無事に出産しました。

 

先生もこんなに、「くるくる回る事例は初めてで、まさか陣痛が終盤に来てるころに最後の最後で回るなんて……」と仰っていました。無事に生まれてきてくれたことは本当によかったですが、もう少し、スムーズに出てきてほしかったなと思っています。何よりも、巷で言われるように「お産は何があるかわからない」と言うのは本当なんだなと改めて感じています。

 

※外回転術は、妊婦さんのおなかの上から逆子(骨盤位)になっている赤ちゃんを回転させて、頭位にする方法です。外回転術は、頻度は低いものの破水や常位胎盤早期剥離などの合併症のリスクがあります。そのため、産婦人科診療ガイドラインでは実施の際に一定の条件を満たしていることを確認するよう推奨しています。

監修:助産師/松田玲子

 

著者:瀬野凪咲/30代女性・会社員/0歳・1歳の男の子の母。建設業で勤務中。万年ダイエッターをしています。

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています。

 

◇ ◇ ◇ 

 

逆子だとわかり帝王切開の準備をしていたところ、赤ちゃんの位置が元に戻っていた! ということは時々あるそうですが、出産直前に何度も繰り返されるのは珍しいケースかもしれませんね。医師も驚いたことでしょう。最終的に無事に赤ちゃんが生まれてきてくれて、本当によかったです。

 

 

いかがでしたか? 今回は出産にまつわるエピソードをご紹介しました。赤ちゃんが生まれる直前や直後には、思わぬハプニングが起こることも少なくありません。同じ出産は一つとしてないからこそ、医師や助産師さんの言葉を信じながら、赤ちゃんが無事に生まれてくるのを願いたいですね。

 

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