【シリコン調理器具のNG①】熱したフライパンや鍋に置きっぱなしにする
調理中に「ちょっとだけだから」と、火にかけたままのフライパンにヘラやスプーンを置いたままにしていませんか?これは当然NGです。
シリコンは耐熱温度が高く、高温でも熱しにくい素材。とはいえ、金属製の調理器具と比べれば、耐熱性は低めです。
熱したフライパンに置いたままにすると、フライパンや鍋との接地面が溶けたり焦げたりするおそれがあります。
じつは私も、この失敗を経験済み。無印良品のシリコントングが見事に溶けました。「ちょっとなら大丈夫」のズボラさが命取り。ちょっとの間でも、シリコンは熱しちゃだめです……!
【シリコン調理器具のNG②】汚れたまま放置する
私のズボラな失敗エピソードがもうひとつ(笑)。わが家には食洗機というハイテク家電がないので、毎日ひたすらに手洗い。それなのに食器洗いが苦手という致命的な状況なので、「後でいいや……」と後まわしにすることもあります。
そんなこんなでシリコンスプーンも汚れたまま放置したところ、見事に汚れが染み込みました。染みた……と言っていいのか、とにかくどうにもこうにも汚れと、特ににおいが落ちません。
シリコンスプーンを長く大切に使うのなら、すぐに汚れを落とした方が絶対にいいです。すぐに洗えないときも、洗い流して水に浸けるだけで汚れは残りにくくなります。
【シリコン調理器具のNG③】においや色の強い食材に使う
カレーやミートソースなどの色やにおいの強いものも、じつはシリコン調理器具が向いていない食材のひとつ。汚れたまま放置しなくても、使っただけで色が染みる可能性があります。
じつは私も白のシリコンスプーンでカレーをよそったら、黄色に染まったことがありました。しばらくは「黄色のスプーンになったんだ……」と割り切っていたけれど、なんとなく汚れが残っている気がして結局捨てました。
シリコン調理器具の寿命をのばすのなら、色・においが強いものに使うのは避けた方がいいかもしれません。
シリコン調理器具にも弱点はある!
シリコンのスプーン・ヘラ・おたまなど、どれも使い勝手がよくて重宝するアイテムばかりですが、シリコンにも弱点があります。
お気に入りのキッチンツールを大切に使うためにも、劣化する使い方をしていないか見直してみましょう。