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専業主婦歴10年でも苦手なまま…家事に自信がなかった私を少し救ってくれた冷蔵庫収納アイテムは【体験談】

専業主婦歴10年以上の46歳の私。4人の子育てと家事に追われる毎日ですが、いまだに料理も片付けも苦手で、「私ってダメだなぁ」と落ち込むこともありました。そんな私の気持ちを少しだけ軽くしてくれたのが、100円ショップで買った保存容器でした。たかが容器、されど容器。暮らしの何かの小さな変化が、心にもやさしい風を吹き込んでくれた体験をお話しします。

 

専業主婦なのにできない自分が…

高齢出産で4人の子どもを育てています。上の子は小学生中学年、下の子は年長さん。にぎやかな毎日ですが、実はここ数年、心のどこかでずっと焦りや自己嫌悪を抱えてきました。

 

その理由の1つが、「家事が全然うまくならないこと」。10年も専業主婦をしてきて、それなりにやってきたつもりですが、料理も家事も苦手なままなのです。

 

特に冷蔵庫の中はいつもぐちゃぐちゃ。粉もの(小麦粉や片栗粉、パン粉など)は袋のまま輪ゴムでとめて無造作に突っ込むだけ。いざ使おうとしても「あれどこ?」「またこぼれてる……」とイライラ。そんな自分にまたがっかりして、心がどんよりしていました。

 

100円ショップの保存容器に出合う

 

そんなある日、SNSで「粉ものを袋から容器に移すだけで冷蔵庫が劇的に整う」という投稿を見つけました。なんとなくマネしてみたくなり、100円ショップでフタ付きの保存容器を購入。

 

家に帰って、よく使う粉ものをそれぞれの容器に移し、ラベルを貼って冷蔵庫の1番上の段に整列させてみると、驚くほどスッキリ! たったこれだけのことで、冷蔵庫を開けるたびに気持ちが晴れるような感覚になりました。

 

さらに、納豆やチーズ、子どもがよく食べるものをケースにひとまとめ。パンに塗るバターやジャムなどは「朝食セット」としてトレーにまとめることに。朝の準備がぐっとラクになりました。子どもたちも「これを出せばいいんだ」とわかるようになり、自分で動いてくれる場面も増えたのです。

 

冷蔵庫の中が見やすく整ったことで、「もうすぐなくなるな」という気付きも増えて、買い過ぎやストック切れも減少。以前のように「また買っちゃった」と自己嫌悪になることも減りました。

 

 

ちゃんとできない自分にやさしくなれた、40代の私の変化

40代は、若さの勢いだけじゃ乗り切れないし、子育ても家事も中だるみしやすい時期だと感じます。体も心も少しずつ疲れやすくなり、「なんで私だけこんなに要領が悪いんだろう」と落ち込む日もあります。でも、100円ショップの保存容器を取り入れたことで、私は「少しずつでも整えられる自分」を発見できました。

 

自分のやりやすい方法を見つけることで、心にちょっとした余裕が生まれたような気がしています。この小さな見た目の整いが、私にとっては心の安心にもつながっているのです。

 

まとめ

子育てに追われる毎日。料理が苦手、片付けも苦手、冷蔵庫はぐちゃぐちゃ。そんな自分に嫌気が差していた私が、少しだけラクになれたのは、100円ショップで買った保存容器がきっかけでした。整った冷蔵庫を見るたびに「今日もなんとかやれている」と思える。たとえ小さな工夫でも、自分を肯定できるきっかけになるんだと気付いた今、以前よりほんの少し、自分にやさしくなれた気がします。

 

 

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

 

著者:岩下カナコ/40代女性。2015年生まれの娘、2017年生まれの息子、2019年生まれの双子の息子たち4児の母。育児に癒やされたり疲れたり、時には自己嫌悪したり。そんな日々を送っている。

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年8月)

 

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