【フライパンのNG①】1分以上予熱する
調理前の予熱は、30秒から長くても1分くらいが目安。これ以上予熱すると、「空焚き」の状態になってフライパンが傷みます。
予熱するならごく短時間で、できれば油をひいた状態で予熱しましょう。油を入れて予熱すると、フライパンのコーティングを保護してくれます。
【フライパンのNG②】強火で調理する
急いでいると、「火力が強い方が早く火が通る!」と、ついつい強火で炒めものを作ってしまいませんか?もちろん私も経験アリ(笑)。
でも、フライパンにはかなりの負担。とくにフッ素樹脂加工のフライパンは、強火に弱く、コーティングが劣化しやすいのです。
熱伝導率がいいフライパンなら、弱火~中火で十分。火加減を見直すと、フライパンはもっと長持ちするかもしれません。
※鉄製のフライパンなど、素材や加工によっては強火調理が可能なものもあります。取扱説明書をご確認のうえご使用ください。
【フライパンのNG③】食材に対してフライパンが大きすぎる
フライパンはサイズ選びも大事!たとえばウインナー数本を炒めるためだけに、大きなフライパンを使うのはNGです。
その理由は、空焚きの部分が増えてしまうから。食材がのっていない部分は空焚きと同じ状態になるため、フライパンの劣化につながってしまいます。
ウインナーを焼くのなら、卵焼き器などの小さなフライパンで十分。調理量に合ったサイズを選ぶことも、フライパンを長く大切に使うポイントです。
【フライパンのNG④】調理後すぐにフライパンを洗う
調理が終わったら、すぐにフライパンを洗いたくなりますよね。熱いうちの方が汚れも落ちやすいので、ついシンクで水をジャーッとかけたくなります。
でも、フライパンにとっては大ダメージ!いきなり水をかけると、急激な温度変化によってフライパンが変形することがあるんです。
コーティングが剥がれる原因にもなりかねません。
フライパンは少し冷ましてから洗うのが正解。熱がひいたら、ぬるま湯でやさしく洗えばOKです。
時短したい気持ちはわかりますが、ちょっとだけ待つのが長持ちのコツです♪
【フライパンのNG⑤】重ねて収納する
フライパンを洗った後は、しまい方も大事。
収納スペースが限られていると、ついフライパン同士を重ねたくなりますが、これもNG行動のひとつです。
フライパンの内側がキズだらけになって、コーティングが劣化してしまう原因に……。
そこで私は、ニトリの伸縮式スタンドを使ってフライパンを立てて収納していますよ。
わが家のコンロ下もスペース的にはかなり狭いのですが、スタンドのおかげでスッキリ収まります。これ、おすすめです!
フライパンの使い方を見直してみよう
何気なくやっていた習慣が、じつはフライパンの寿命を縮めていたなんて……。でも、今日から使い方を変えれば問題なし!
お気に入りのフライパンをこれからも気持ちよく使い続けるために、ぜひ今日から見直してみませんか?