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男性「若いのに優先席に座るなんて」つわりでしんどいのに嫌味を言われた私→隣の女性が反撃のひと言!

妊娠初期のころ、つわりがひどくて電車で立っているのもやっとでした。マタニティマークをつけてはいましたが、おなかはまだ目立たず、見た目では妊婦とわかりにくい時期でした。やっと空いた優先席に腰を下ろしたとき、年配の男性から「若いのに優先席に座るなんて」と嫌味を言われてしまいました。

おなかが目立たない時期、優先席に座ったら…

マタニティマークをつけてるのにな……と思ったものの、体調がつらくても事情を説明しづらく、ただうつむいていると、隣に座っていた女性がすぐに声を上げてくれました。「妊娠中はおなかが目立たなくても体調が大変なんですよ」とはっきり伝えてくれたのです。

 

そのひと言で周囲の空気が変わり、男性も黙ってしまいました。さらに女性は降り際に「どうぞ無理なさらないで」と微笑んでくれて、涙が出そうになるほど救われました。理不尽な思いを抱えた瞬間、見知らぬ人の勇気とやさしさに支えられた出来事でした。

 

 

妊娠初期は周囲にわかりにくく誤解されやすいですが、誰かが代わりに声を上げてくれるだけで、初産妊婦であった私の心は大きく救われました。理不尽さで悔しい中でも、人のやさしさを感じられ、大切な思い出になりました。
 

 

 

著者:杉浦 咲子/40代女性・語学教師

中学生の娘を育てる母。趣味は旅行とドラマ鑑賞。

 

作画:さくら

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年9月)

 

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