おなかが目立たない時期、優先席に座ったら…
マタニティマークをつけてるのにな……と思ったものの、体調がつらくても事情を説明しづらく、ただうつむいていると、隣に座っていた女性がすぐに声を上げてくれました。「妊娠中はおなかが目立たなくても体調が大変なんですよ」とはっきり伝えてくれたのです。
そのひと言で周囲の空気が変わり、男性も黙ってしまいました。さらに女性は降り際に「どうぞ無理なさらないで」と微笑んでくれて、涙が出そうになるほど救われました。理不尽な思いを抱えた瞬間、見知らぬ人の勇気とやさしさに支えられた出来事でした。
妊娠初期は周囲にわかりにくく誤解されやすいですが、誰かが代わりに声を上げてくれるだけで、初産妊婦であった私の心は大きく救われました。理不尽さで悔しい中でも、人のやさしさを感じられ、大切な思い出になりました。
著者:杉浦 咲子/40代女性・語学教師
中学生の娘を育てる母。趣味は旅行とドラマ鑑賞。
作画:さくら
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年9月)
【Amazonギフト券プレゼント♡】みなさまの体験談を募集しています!
妊娠中や子育て中のエピソードを大募集!「ベビーカレンダー」のニュース記事として配信、公開いたします。体験談を掲載させていただいた方の中から、抽選で毎月5名様に1000円分のAmazonギフト券をプレゼント。何度でも応募可能ですので、奮ってご応募ください♪どうぞよろしくお願いします!