産後、再開した生理で悩みが
30代前半で妊娠・出産し、産後しばらくして生理が再開。なんだか、産前より経血量が増えたような気がしました。
すると生理2日目などの経血量の多い日の就寝時に漏れが心配になるように。とりあえず、就寝時は防水布が広めのサニタリーショーツをはき、夜用ナプキンを着けていたのですが……。
息子に見られ複雑な気持ちに
生理中のある日のことです。起床時に息子が私を見て「ママ、大丈夫?」と不安そうに言ってきました。経血漏れをしてそれがパジャマまで染みてしまい、汚れたパジャマを息子に見られてしまったのです!
息子に見られた恥ずかしさと、血を見せてビックリさせたことへの後悔、心配してくれる息子のやさしさがうれしかったのとで、私はものすごく複雑な気持ちになったことを覚えています。
さらに私はフルタイムで仕事をしていて、朝は息子を保育園に連れて行って出勤しなければなりません。ただでさえ忙しい朝の時間に、汚したシーツや衣類を洗うのはかなり手間でした。
この失敗もあり、なんとかならないかとモヤモヤしていたところ、買い物中にある商品のCMを思い出しました。
想像以上に快適だった!
私が思い出したのは、ショーツ型ナプキンです。
ちょうどドラッグストアで買い物中のタイミングだったので、生理用品コーナーでショーツ型ナプキンを探してみることに。するとお店でショーツ型ナプキンがお試し2枚パックとして販売されているのを発見! 私の場合、悩んでいたのは生理2日目の夜くらいだったので、「2枚程度だったら……」と、試しに購入してみることにしました。
実際に使ってみると、想像していたほどゴワついておらず、やわらかな肌触り。その快適さと安心感で生理の夜とは思えないほど、ぐっすり安眠できました。
「ショーツ型ナプキンだけで2日目の経血量に耐えられるのかな?」と少し不安はありましたが。8時間眠っても、漏れなし! ムレなし! 生理2日目にしては久しぶりのさわやかな朝を迎えることができました。このとき以降、私にとってショーツ型ナプキンは、生理2日目の夜の心強い友になっています。
正直、紙おむつをはいているような気恥ずかしさはぬぐえません。それでも、使い心地のよさ、経血漏れを起こしたときにかかる処理の手間や安眠のことを考えればどうってことはありません。
「誰に見せるわけでもなし……」とは思いつつも、ショーツ型ナプキンをはくたび、夫には見られないよう細心の注意を払っていました。しかし、使用して3回目くらいで夫に気づかれて……。看護師でもある夫は「いいのがあってよかったね」とやさしくスルーしてくれ、助かりました。
文:まな/女性・主婦
イラスト:ふるみ
監修:助産師 松田玲子
医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、ベビーカレンダー、ムーンカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています
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