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「今月も4万円貸して!」給料日前に借金しに来るママ⇒子どもの養育費だと思ってたのに…使い道にあ然

長男が中学生のころの話です。当時、夫の先輩の奥さん・Aさんが仲良くしてくれていました。そこのお宅には長男より3つ年上のひとりっ子の息子さんがいて、親子で仲良くできていたのですが、その息子さんが高校に進学すると、毎月の給料日前に「お金貸して」とAさんが頼みに来るようになったのです。

毎月のように借金しに来るママ

理由を聞くと、息子さんが県外の私立高校に行くことになり、いろいろとお金がかかって大変だからとのこと。

 

初めは玄関まで来て頼みに来ていましたが、回数を重ねるとメールで頼んでくるようになり、その金額はいつもだいたい4万円でした。給料日になるとすぐに返してくれていましたが、「貸す」だけでもストレスでした。「旦那さんには言わないで」と言われていましたが、それもなんだかモヤモヤ……。

 

 

そんなころ、Aさんの車をパチンコ屋でよく見るという黒い噂を聞きました。息子さんの養育費が足りないのだと思って貸していたのに、パチンコに行く余裕があるの……? となんだか信用できなくなり、また来たときに「もう今月でやめよう」と私から言い、距離を置くように。

 

あとから共通の知り合いが「最近Aさんが借金しに来て困っている」と私に話してきたのですが、その人は私がAさんにお金を貸していたことを知らなかったようで、「実はうちもそうだったのよ」と打ち明けた私。「息子くんのためだし……」と自分を納得させながらお金を貸していたと、モヤモヤした気持ちを話すと共感してくれました。そして例の黒い噂の話題になり、パチンコ屋に入っていくのをはっきり見たと教えてくれました。

 

 

毎回お金は返ってきてはいたものの、やはり金銭の貸し借りは精神的に負担で、関係にヒビが入る原因にもなると思います。親しい中でも、安易に金銭の貸し借りはしないように気をつけようと強く思った出来事です。
 

 

 

著者:野原 すみれ/50代女性・パート

26歳と22歳の息子、18歳の娘の母。飲食店の厨房で働いている。趣味はパッチワーク。

 

作画:さくら

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年9月)

 

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