おしゃれしてカフェで勉強
生活の質……QOLを上げようといろいろと頑張っていた時期の話です。おしゃれな人がカフェで勉強している姿に憧れを抱いていた私は、まねてみることに。お気に入りの白いスカートをはいて、近所のおしゃれカフェへ勉強しに行きました。
席についてドリップコーヒーを飲みながら、憧れのスタイルで勉強していたのですが、しばらく経ったころ、おしりあたりに何か違和感が。「生理開始予定日はまだだけど、まさかな……」。そう思いながらトイレに向かいました。
お気に入りの白いスカートが!
トイレに行ってショーツを確認すると、なんと生理が始まっていました。生理開始予定日より早かったのでびっくりはしたものの、ナプキンを持ってきていたので、ナプキンを当て、そのときは事なきを得たと思っていたのですが……。
手を洗うタイミングで念のためスカートのおしり部分を確認したところで私は一気に血の気が引くことになりました。誰が見てもわかるくらいに、白いスカートに経血のシミができていたのです。「お気に入りのスカートなのに……しかもこのままじゃ、人前を歩けない!」そう考えると頭が真っ白になりました。
私が助けを求めたのは
なんとか自分の席に戻った私は、助っ人を呼ぶしかないと考えました。恥を忍んで、替えの服を持ってきてくれそうな誰かを求めていた私は、真っ先に頭に浮かんだ姉に連絡をとることに。姉に電話をかけると「アホなことしたね」と笑いながらも、迎えにきてくれることを快諾してくれました。
そして20分後、姉がカフェに迎えにきてくれました。姉は「運が悪かったね」と私をひとしきり笑ったあと、着替えを渡してくれました。こんなときに頼れる人がいてよかった、助かったーと思いつつ、姉に迷惑をかけてしまって申し訳ない気持ちもありました。そして、白いスカートをはいてきた自分を悔やんだのです。
その後、着替えて結局カフェを出ることに。カフェの椅子は汚れてはいませんでしたが、持っていた除菌シートでふき取りました。このときの出来事は、「白いスカートと生理は、私的には最悪の組み合わせだ」と強く印象に残ることとなりました。今後同じことがないように白いスカートをはく際は十分に気をつけようと心に決めました。
著者:橘 純香/女性・主婦
イラスト:アゲちゃん
監修:助産師 松田玲子
医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、ベビーカレンダー、ムーンカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています
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