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金属バットで後頭部を殴られたような衝撃が…!突然、迫られた生死の境【体験談】

今から10年ほど前のことです。休みの日に自宅でくつろいでいたとき、突然、金属バットで後頭部を殴られたような衝撃に襲われました。

この記事の監修者
監修者プロファイル

医師菊池大和先生
医療法人ONE きくち総合診療クリニック 理事長・院長

地域密着の総合診療かかりつけ医として、内科から整形外科、アレルギー科や心療内科など、ほぼすべての診療科目を扱っている。日本の医療体制や課題についての書籍出版もしており、地上波メディアにも出演中。
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後頭部の激しい痛みに…

その瞬間、私はひっくり返り、何が起きたのかわからないまま頭を抱えて床を転げ回りました。立ち上がろうとしても足が動かず、まひしてしまっていました。

 

「これは命に関わるのではないか」……そう感じた私は、はうようにして自室にあった携帯電話をつかみ、救急車を呼びました。

 

「命の保証はできない」と告げられる

ほどなくして救急隊が到着し、ストレッチャーに乗せられて脳外科のある病院へ運ばれました。そのころには全身のまひが進んでいて、本当に苦しかったのを覚えています。

 

脳外科医から「脳梗塞(のうこうそく)で、今すぐ入院しなければ命の保証はできない」と告げられ、MRI検査を受けたのち集中治療室へ。幸い開頭手術はせずに済み、点滴で血管を塞いでいた血の塊を溶かす治療を受けて、一命を取り留めました。しかし左半身のまひは残り、その後は長いリハビリの日々が待っていました。

 

 

病気とは無縁だと思っていたのに

当時の私は体力に自信があり、若いころから病院にほとんどかかったことがなく、自分は病気とは無縁だと思い込んでいました。けれど、気づかないうちに病魔は忍び寄っていたのです。

 

毎日2箱ほどのたばこを吸うヘビースモーカーだったこともあり、血管への負担が積み重なっていたのでしょう。

 

まとめ

入院をきっかけにたばこはきっぱりやめ、今では定期的に健康診断を受けています。あの突然の出来事がなければ、自分が健康だと信じたまま無防備に過ごしていたかもしれません。

 

 

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

 

著者:宝田義之/60代男性・アルバイト

イラスト:sawawa

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年8月)

 

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