しかし、かつやさんは、もえさんが何度注意してもスマホを見ることを止めず、育児は二の次。そのたびに、ゆうき君は公園でほったらかしにされたり、ビー玉を誤飲しかけたりします。再三、もえさんは子どもの命にかかわることだと訴えても、かつやさんは態度を改めようとしません。
そして迎えた、もえさんの職場復帰後、初めての水曜日。
かつやさんがゆうき君から目を離すたびに、ヒヤリとする出来事が続きます。さらに、ゆうき君が加熱式たばこのケースを口に入れてしまい、ゆうき君の頭を軽くたたき、大声で叱りつけます。
ちょうど帰宅したもえさんは、かつやさんの不用意さや子どもに手をあげたことが許せず、ついに夫婦喧嘩に発展。
その後、メールで仲直りを試みたもえさんですが、「俺は過保護にしたくない」という夫の頑固な態度にストレスを感じ、仕事と家庭の両立の難しさを実感し始めます。
それでも、もえさんはかつやさんの「少し考えを改める」という言葉を信じて、気持ちを持ち直すのでした。
ついに事件を起こしたパパ…
仲直りしてから、しばらくは平穏な日々を過ごしていたかつやさん一家。
ある週末、ショッピングモールでのこと。
もえさんが夕食の買い物をしている間、かつやさんはゆうき君を任されます。
キッズスペースでゆうき君を遊ばせながら、かつやさんはスマホに夢中。ゆうき君に声をかけられても、まともに相手をしようとしません。
しばらくして、ようやくゆうき君がいなくなったことに気づいたかつやさん。
「やべ……いなくなった……」
焦りながら自分でゆうき君を探し始めるのでした。
▼たとえキッズスペースであっても、遊んでいる子どもから目を離すのは危険です。
それにもかかわらず、自分の行動が原因で起きたことなのに、「バレたら怒られる」と自分の保身を優先したかつやさんの態度には、正直あきれてしまいます。自分のことよりもまず、ゆうき君の安全を最優先に考えてほしいですね。
神谷もちさんのマンガは、このほかにもブログで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね。