吉野家「月見牛とじ丼」お持ち帰り実食レポ
・商品名:月見牛とじ丼
・価格:店内699円(税込)、持ち帰り686円(税込)
吉野家秘伝のたれで煮込んだ牛肉を玉子2個でとじ、特製すきやきだれを加えてご飯に盛り付けています。昨年時の公式情報と見比べてみても、特に味わいの変更点はなさそう。
▲ 2024年版・吉野家「月見牛とじ丼」
ただ、昨年「月見牛とじ丼」をお持ち帰りした際に添えられていたのは「温泉たまご」だったのです。店舗によって提供方法が異なっていたのかもしれませんが、「生たまごじゃないんだ……」と少し気になったのを覚えています。
今回は「月見牛とじ丼」を含めて3品ともにお持ち帰り時に付いてくるたまごは「生たまご」。「生たまご派」には嬉しいですよね。ただし、Xで2025年版の「月見牛とじ丼」を食べている方の投稿写真を確認したところ、一部店舗では「温泉たまご」になっているケースもあるようです。どうやら今年も引き続き「たまごガチャ」が続いているようですね。
それでは、吉野家「月見牛とじ丼」を食べてみます。
牛肉は、吉野家の定番「牛丼」に入っているようなやわらかい肉ではなく、やや固めで食べ応えのある仕上がりになっています。味わいは「すき焼き風」といったところでしょうか。
ちなみに、すき家の「月見すきやき牛丼」もすき焼きベースの味付けではあるものの、どことなく「すき家の牛丼らしさ」が残っています。
それに対して吉野家の「月見牛とじ丼」は、「牛丼」らしさがあまり前面に出ていない印象です。加えて具材の内容もすき家「月見すきやき牛丼」とは異なるため「牛丼チェーンの月見はどれも同じ」と思いきや、そうではないことをあらためて実感しました。気になる方は、ぜひ両者の月見丼を食べ比べてみてはいかがでしょうか。
吉野家「チーズ月見牛とじ丼」お持ち帰り実食レポ
・商品名:チーズ月見牛とじ丼
・価格:店内809円(税込)、持ち帰り794円(税込)
「月見牛とじ丼」にゴーダ・ステッペン・モッツァレラ・レッドチェダーの4種のチーズ「クワトロチーズ」をトッピングしています。2024年に初登場。
持ち帰っている間にチーズが溶けて固まってしまいましたが、チーズの伸びがすごくて、とても濃厚です。牛肉やたまごとの一体感がより出ますので、個人的には好みの仕上がりに。
濃厚なチーズが全体にしっかり絡み合い「月見牛とじ丼」と比べるとぐっとマイルドな味わいになります。夫は「チーズ月見牛とじ丼が一番好き」と話していました。チーズ好きの方には、おすすめです。
吉野家「ねぎラー油月見牛とじ丼」お持ち帰り実食レポ
・商品名:ねぎラー油月見牛とじ丼
・価格:店内809円(税込)、持ち帰り794円(税込)
「月見牛とじ丼」をベースに、ねぎにフライドガーリックやオニオン、ラー油をかけた「ねぎラー油」をトッピングしたもの。お持ち帰り時は、たまごとねぎラー油は別々の容器で提供しています。
ねぎラー油をトッピングすると、ボリュームが出ますね。
ねぎの苦みとラー油のピリっと感が良いアクセントになり、味にしっかりとしたメリハリが生まれます。「月見牛とじ丼は好きだけど、もう少しパンチのある味わいのものを食べたい」と考えている人におすすめです。
・リアル友人におすすめできるか度
★★★★☆
理由:今年も順当に美味しい、吉野家「月見牛とじ」。味わい自体は昨年と大きな変化がないため、昨年食べて気に入った方にはぜひリピートしてほしい一品です。一方で、今年も「たまごガチャ」は健在のようで、Xでの実食者を確認する限りはどうやら「生たまご」が優勢となっている模様。たまごの状態がやや不安定なのは気になるところですが、それも含めて楽しみながら、ぜひ試してみてくださいね。
※価格などの情報は記事公開当時のもので、変更となる場合があります。また店舗により在庫の状況も異なりますのでご了承ください。