妊娠中に感じるストレスの原因の1つとして「体重管理」をあげる方も少なくないのではないでしょうか。私も第二子、第三子の妊婦健診のたびに体重増加を注意され、どう管理したらいいものか悩みました。体重管理を少しでも楽しくおこなえるよう、私が工夫していた3つのことを紹介します。
気分転換にも! お店めぐりをしながらウォーキング
まず1つ目は、前日に飲食店などの気になるお店を調べておき、翌日そのお店まで徒歩で出かけるというものです。お店を選ぶ際のポイントは「ちょっと遠めの距離」「疲れたり体調が優れなかったりした場合、公共交通機関が使える場所」の2つです。また、出かけるのは「天気がいい日」に限定しました。
探検気分でお店をめぐると、いい運動になるうえに、いい気分転換にもなりました。
気候に合わせてウォーキングの時間帯を変える
2つ目は、気候に合わせてウォーキングの時間帯を変えることです。第一子・第二子ともに夏に臨月を迎えたため、日中は暑くて外出する気になれませんでした。また、臨月近くになると眠りが浅くなり、早朝に目覚めるように。そのため、ウォーキングは朝にして、日中はお昼寝や涼しいスーパーなどでの買い物に時間をあてるようにしました。
夜間のウォーキングも考えましたが、安全面と生活リズムの面から早朝ウォーキングにしました。早朝のすがすがしい空気はとっても気持ちがいいですよ。肌寒い季節などは、日が昇っている少しでも暖かい時間帯にするといいですね。
ゲーム感覚で! 夫と競い合いながら体重管理
3つ目は、できるだけ楽しくなるようにゲーム感覚で体重管理に取り組むことです。私は、体重管理アプリを活用し始めたときから、夫婦一緒に体重管理をおこないました。競争相手がいることでモチベーションも保ちやすくなります。
1週間ごとに体重の増減を夫婦で比較し、“勝者には敗者からごほうび授与”というルールをつくっていました。いい勝負だったこともあって、意外と盛り上がりました。夫婦で健康を保つことにもつながる、いい機会だったと思います。
私の場合、過度な食事制限はせず、体を動かすことによって健康的に体重管理をしたいと考えていました。小さなことではありますが、ご紹介した3つの工夫がとっても役立ちましたよ。また、努力をしながらも、たまにはごほうびを設けるなど、メリハリをつけていました。みなさんの体重管理もストレスフリーでありますように。
著者:東 慶子
三児の母。育児のかたわら、アンガーマネジメントキッズインストラクターの資格を取得。自身の育児経験に生かすとともに、将来的には子ども向けの講座を開催したいと考えている。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。