「少し考えを改める」というかつやさんの言葉を信じるもえさんですが、一抹の不安をぬぐいきれないのでした。
ある週末、ショッピングモールでゆうき君の見守りを任されますが、スマホに夢中になり迷子にしてしまいます。子どもの安全を軽視するかつやさんにもえさんは大激怒!
もえさんとの口論のなかで、かつやさんは「俺なんて2歳のころからひとりで山で遊んでた」と、いつもの決まり文句を口にします。自信満々のかつやさんは、母親に当時のことをたずねると「危なくてできるわけないでしょ!」と勘違いだったことが発覚。
もえさんは、かつやさんに「ゆうきを危険な目にあわせないでほしい」「私の知らないところで、ゆうきが怖い思いをするのは耐えられない」と本心をぶつけます。
これにはかつやさんも、ようやく反省。やっと気持ちが伝わったと、もえさんは安堵するのでした。
一件落着かと思いきや…油断大敵
ある日、もえさんはかつやさんにゆうき君を預けて、病院へ行くことに。
かつやさんは、ゆうき君を連れて家の前の公園へ遊びに行きますが、またしてもスマホに気を取られ、ゆうき君から目を離してしまいます。
メッセージを返し終わったかつやさんが「そろそろ帰るぞ」と声をかけたころには、目の前で遊んでいたはずのゆうき君は、いなくなっていたのでした。
▼ゆうき君が迷子になった事件から、まだたったの3カ月しか経っていません。それにもかかわらず、またもや公園で目を離してしまうかつやさんの行動に呆れを感じざるを得ません。どれだけ上辺を取り繕っても、心の底から変わろうと思わなければ、同じことを繰り返してしまうのかもしれません。
かつやさんの危機感の欠如により、危険な目にあったり怖い思いをするのは、ゆうき君なのです。かつやさんには、危機感と想像力を持って子どもと接してほしいですね。
神谷もちさんのマンガは、このほかにもブログで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね。