吸水ショーツとは?
吸水ショーツとは、吸水機能が付いたショーツ(アンダーウエア)のこと。生理時に使用するサニタリーショーツとは別物です。サニタリーショーツはちょうど股の部分であるクロッチが二重構造になっていますが、吸水ショーツはクロッチ部分に吸水性のある素材が使われているのが特長で、表面シート・吸水シート・防水シートといった構造が一般的です。吸水力だけでなく、ムレや肌触りにも配慮された作りになっています。
吸水量は20~120mlと幅広く(製品によって異なる)、経血の少ない日だけでなく多い日にも対応可能です。スポーツ時や会議など、なかなかナプキンを変えられないシーンで活躍してくれるでしょう。
吸水ショーツを使うメリットは?デメリットはある?
吸水ショーツのメリットは、普通のショーツのように使えるのに吸水力も抜群な点です。ナプキン装着時に感じるゴワつきやズレ、ムレなどの不快を感じにくく、ストレスなく過ごせるでしょう。頻繁に交換する必要がなく、長時間の移動や急な生理にも対応できます。
また、使用した吸水ショーツは洗濯して何度も繰り返し使える上、ゴミが出ないので、環境にやさしいこともメリットのひとつです。
一方、洗濯の手間がかかるのがデメリット。洗濯機に入れるだけでは経血が十分に落ちないことがあるため、洗濯時はあらかじめ水洗いすることが推奨されています。吸水面を水かぬるま湯でやさしくもみ洗いし、水が透明になるまで繰り返します。落ちないときは20〜30分程度つけ置きしておきましょう。
また、吸水量には限界があり、はいておけば安心というわけではありません。経血量が多い日は漏れてしまうこともあるため、ナプキンと併用するのがおすすめです。
吸水ショーツを選ぶポイント
商品によって特長はさまざまなので、自分に合うショーツの選び方に悩む人も少なくありません。吸水ショーツを選ぶときは以下のポイントを確認しましょう。
・吸水量
・サイズ
・素材やデザイン
吸水ショーツを選ぶ上で重視したいのが吸水量。経血量が多い日や頻繁に交換できない日に使用したいなら吸水量が多いタイプを、それ以外なら吸水量の少ないタイプを選ぶのがおすすめです。経血の量やシーンに合わせて使い分けできるように、どのようなときに必要なのかを考えてみましょう。
また、サイズも重要です。サイズが合っていないと漏れの原因になるので、大きすぎず小さすぎずフィット感のあるショーツを選びましょう。
素材もデザインもさまざまなタイプがあります。触り心地やはき心地が安心できるアイテムだと快適に過ごせるでしょう。
吸水ショーツの人気ランキング
1位:UNIQLO(ユニクロ) 「エアリズム吸水サニタリーショーツ」
総合評価: ★★★★ (4.1 ポイント)
吸水量 ★★★★(4.3 ポイント)
フィット感 ★★★★(4.2 ポイント)
速乾・ムレにくさ ★★★(3.9 ポイント)
洗濯耐久 ★★★★(4.1 ポイント)
デザイン ★★★★(4.1 ポイント)
価格満足度 ★★★★(4.1 ポイント)
ユニクロの「エアリズム メッシュ吸水サニタリーショーツ」が1位となった理由は、「吸水量」に対する満足度。吸水力に優れており、デザインもシンプルで初めてでも使いやすいのが魅力です。また、リーズナブルかつ店舗の多いユニクロ製品なので、買いやすい&リピートしやすいという声も。吸水力やデザイン、価格など総合的にユーザーの満足度が高い商品と言えるでしょう。
ブランドサイト
シンプルなデザインで普段使いしやすい
初めての使用でも安心して使える
価格もそんなに高くなく洗濯も簡単で使いやすい
2位:unicharm(ユニ・チャーム) 「体にフィット吸水ショーツ」
総合評価: ★★★ (3.9 ポイント)
吸水量 ★★★★(4.4 ポイント)
フィット感 ★★★★(4.0 ポイント)
速乾・ムレにくさ ★★★★(4.0 ポイント)
洗濯耐久 ★★★(3.6 ポイント)
デザイン ★★★(3.6 ポイント)
価格満足度 ★★★(3.8 ポイント)
ユニ・チャームの「体にフィット吸水ショーツ」も、「吸水量」で高いポイントを獲得しました。「日中の漏れも気にならない」という声が寄せられており、ユーザーが一番気になる点をカバーしてくれる商品です。経血を多く吸収してくれるので、頻繁にトイレに行けない日でも安心して使用できるでしょう。「フィット感」や「速乾・ムレにくさ」にも定評があり、多い日の経血漏れやムレによる不快感なども軽減できそうです。
ブランドサイト
日中の漏れも気にせずいられる
まとめ
吸水ショーツは、生理時の不安や不快感に悩む人にとって救世主とも言えるアイテム。吸水量や特長はアイテムによってさまざまなので、経血量や使いたいシーンなど自分に合った吸水量やサイズを選ぶことが重要です。この記事を参考に、吸水ショーツを活用して生理時を快適に過ごしましょう。
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著者:ウーマンカレンダー編集室