パスタソース使うより簡単!?"ワンパン"で絶品パスタ完成♡
今回作る「カチョエペペ」は、日本テレビ『スッキリ』や公式YouTube『鳥羽周作チャンネル』でご活躍の鳥羽シェフこと、鳥羽周作さんが紹介しているレシピです。
水卜麻美アナウンサーが「おいしすぎる」と大興奮した料理としても有名。
カチョエペペはイタリアの伝統的な家庭料理のひとつで、イタリア語で「カチョ」はチーズ、「ペペ」は黒胡椒という意味の、シンプルで素材を活かした味が特徴!
今回作る鳥羽シェフのカチョエペペは、なんとフライパン1つで調理が完結するワンパンレシピ。
材料も工程も驚くほどに少なく、まな板も包丁もいらない究極の手軽さなんです。
そんな調理の手軽さとは反比例して、パスタソースを使うよりも濃厚で美味しい一皿が完成するレシピなので、ぜひトライしてみてくださいね。
鳥羽シェフ「ワンパンカチョエペペ」のレシピ
材料(1〜2人分)
・パスタ(1.4mm)…100g
・パルミジャーノレッジャーノ…15g
・コンソメ…3g
・無塩バター…3g
・黒胡椒(粗挽き)…ミル15回しくらい
・水…350ml
・塩…ひとつまみと少々
【仕上げ用】
・無塩バター…5g
・黒胡椒(粗挽き)…適量
・パルミジャーノレッジャーノ…適量
※今回はパルミジャーノレッジャーノを粉チーズ(パルメザンチーズ)で代用しました。
作り方①黒胡椒を乾煎りする
フライパンにミルで粗く砕いた黒胡椒を入れ、弱火でじっくり乾煎りします。最初に炒っておくことで、黒胡椒の香りがしっかり引き出せるんです。
カチョエペペの「ペペ」の部分になるので、この大事なひと手間は外せません!
作り方②水と調味料を入れてパスタを茹でる
炒った黒胡椒の上から水・コンソメ・塩ひとつまみを入れて沸かします。
パスタと無塩バター3gを加えたら、強火に近い中火で常に沸騰している状態をキープしながら5分10秒茹でましょう。
"ワンパン"なので、お湯を別に沸かす必要がないのがありがたい〜♡
パスタがかたまったり茹でムラが出ないように、数分おきに菜箸でかき混ぜるのがベストです。
茹でているうちにだんだんと茹で汁が減ってきて、とろみが出てきたように感じました。
5分10秒経っても茹で汁が多いと感じたら、火を強くして微調整してみてくださいね。
パスタに黒胡椒やコンソメの旨みがしみ込んでいく様子を見ているようで、楽しみながら茹でていられました♪
作り方③無塩バター・パルミジャーノレッジャーノを入れて混ぜたら完成!
火を止めたら残りの無塩バター5gとパルミジャーノレッジャーノを加え、しっかりと回しながら混ぜましょう!
無塩バターとパルミジャーノレッジャーノ、そして茹で汁が混ざったとろみがチーズソースのような濃度になっていればGOOD♪
余熱でじんわりとろけている間に混ぜるので、焦がさないように手早く混ぜたりなどはせず、慌てなくていいところにホッとしました。
器に盛り、仕上げにさらにパルミジャーノレッジャーノ・黒胡椒をかけたら完成です!
簡単×絶品の両立!お店みたいな本格濃厚パスタ♪
作り始める前は、材料を見て「本当にチーズと黒胡椒だけで美味しくなるのかな?」と半信半疑だった筆者。
ですが、黒胡椒を乾煎りしている段階ですでに香りに圧倒されてしまい、早くこのパスタを食べたい一心で作っていました♡
見た目からもわかるくらいの濃厚さですが、いざ口に入れた瞬間、粉チーズでついたとろみと黒胡椒のさわやかな刺激と香りがマッチして、お肉などの具材はゼロのシンプルさなのに激ウマ……!!
コンソメや黒胡椒の旨みをしっかり吸わせながらパスタを茹でているので、麺そのものに旨みがしみ込んでいて、ソースと麺の一体感がすごいんです。
この複雑な美味しさはパスタソースをかけただけでは再現できない味だな……と、食べすすめていくうちにより強く感じました。
「ワンパンカチョエペペ」の手軽さと美味しさを知ってしまったら、もうパスタソースは買えないかも!?と思ってしまったくらい(笑)。
鳥羽シェフは公式YouTubeで、粉チーズよりもパルミジャーノレッジャーノを使ったり、黒胡椒は挽きたてを使用したりと、シンプルだからこそ材料にこだわるほど美味しくなるとコメントしていました。
家にあった粉チーズで作っただけでこれだけ美味しいのに、より本格的な材料だったらどれほどの美味しさになってしまうのでしょうか……。
黒胡椒は香りは強く存在感はありますが辛さはあまり感じなかったので、我が家の小学生の娘も美味しい!と一皿ペロリと完食してくれましたよ♪
シンプルが1番美味しい!ワンパンパスタの正解はこれ♡
今回は、鳥羽周作シェフが紹介している「ワンパンカチョエペペ」を作りました。
フライパンひとつで調理が完結する"ワンパンレシピ"は、忙しい日や疲れた日の強い味方。
材料が少なくシンプルなのにしっかり本格的な絶品パスタなので、レシピを覚えておけば急な来客時でもおもてなしができちゃいますね♡
一度作ったらすぐにでもまた食べたくなる美味しさなので、ぜひパスタのレパートリーに加えてみてくださいね。