かつやさんは「少し考えを改める」ともえさんに伝えますが、またしてもスマホに気を取られ、ショッピングモール内でゆうき君が迷子になってしまいます。
夫婦げんかになりながらも、もえさんが「ゆうきを危険な目にあわせないでほしい」「私の知らないところで、ゆうきが怖い思いをするのは耐えられない」と根気強く気持ちを伝えたことで、ようやくかつやさんも納得したかに思えました。
それから3カ月後、事件が起こります。
もえさんが病院に行く間、ゆうき君と公園に遊びに来たかつやさん。
砂場で楽しそうに遊ぶゆうき君を気だるそうに見つめながら、「こんなのずっと見とけって無茶だよな」「他の親も目を離してる。やっぱりうちって過保護だよな」と、ゆうき君から目を離し、スマホに気を取られます。
そして、かつやさんが「そろそろ帰るぞ」と砂場に目をやると、先ほどまで遊んでいたゆうき君がいなくなっていたことに気付いて……!?
息子がいない! 焦った父親は……?
かつやさんは、公園中を必死に探し回りましたが、ゆうき君の姿はどこにも見当たりません。
焦ったかつやさんは、もえさんに連絡。
話を聞いたもえさんは真っ青になり、急いで外へ出ました。
すると、病院の扉の前には、なんとゆうき君の姿が……!
無事でいてくれたことに、もえさんは心から安堵するのでした。
▼たとえ公園で遊んでいる最中でも、子どもから目を離していいわけではありません。
子どもがひとりで公園の外に出てしまい、事件や事故に巻き込まれる危険もあるのです。万が一のことが起きたとき、どれだけ後悔しても取り返しはつきません。だからこそ、子どもの安全をしっかり確保し、見守ることが大切なのです。
あれだけ何度ももえさんが「ちゃんと見てて」と伝えても、スマホに気を取られ息子を危険な目にあわせてきたかつやさん。ついに屋外で息子を見失うという事件を起こしてしまいました。ゆうき君が無事でよかったですが、これは運がよかっただけかもしれません。自分の言動がいかに息子にとって危険なのか、しっかり反省して悔い改めてほしいですね。
神谷もちさんのマンガは、このほかにもブログで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね。