「いや、待ってよ」夫の裏切りを大勢の人の前で暴露した私→話を遮り反論する夫の言い分とは…? #うちの夫は自称起業家 26
「うちの夫は自称起業家!」第26話。妊娠8カ月のカオリさんは出産を控え、楽しみと不安が入り混じっていました。そんな中、夫・リンヤさんが仕事を辞めて起業すると言い始め、半年だけと許したカオリさん。
「家族を犠牲にしなければ成功はない」という言葉を胸に、息子のマモルくんが誕生しても、毎晩飲み歩くリンヤさん。半年経っても会社は軌道に乗らず、カオリさんは職場復帰を早めて家計を支えるように……。会社が軌道に乗り始めてもリンヤさんは帰りが遅い日が続き、息子の1歳の誕生日も帰宅しませんでした。カオリさんは、起業仲間のひとりに協力してもらい、リンヤさんがいる飲み屋に潜入。そこで、「家族は踏み台」という発言を耳にし、すべてを壊す覚悟を決めます。
後日、起業家や投資家が集うイベントで、大企業の社長夫婦から気に入られたリンヤさん。そこへ、カオリさんが突撃し、大勢の人の前で離婚と慰謝料請求を宣言。リンヤさんは「落ち着いて話そう」と丸め込もうとしますが、社長がカオリさんに話の続きを促します。
話を遮り、反論する夫の言い分
私は、夫との間になにが起こったのか、大勢の人の前で説明します。














「すべての始まりは出産の2カ月前……」
カオリさんは、これまで夫の言葉を信じ、働きながら家事も育児もしてきた苦労を語ります。
すると「ちょっと待ってよ?」と止めに入るリンヤさん。家族は支え合うものであり、自分の仕事が成功したことでカオリさんとマモルくんは恩恵を受けられると言います。
そしてリンヤさんは、カオリさんの主張は自分勝手だと反論したのでした。
カオリさんの苦悩の日々を「器量が足りない」と切り捨てるリンヤさん。起業の道を選んだ自分を支えるため、身を粉にしてきた妻に向かってかける言葉ではありませんよね。家族は支え合うものと言いますが、一方的に我慢を強いることは、支えるとは違いますよね。リンヤさんには、カオリさんの苦労を想像し、支え合うという言葉の意味を考えてほしいものです。
よういちさんの連載は、このほかにもブログで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね。