毎年ランクインする定番ネームから、その年だけ注目を集めた個性的な名前まで、赤ちゃんの名付けのヒントになるトレンドを3年分まとめて紹介します。
【2024年10月】男の子の名前ランキング
1位 碧 (主なよみ:あお)
2位 陽翔 (主なよみ:はると)
3位 凪 (主なよみ:なぎ)
4位 悠真 (主なよみ:はるま)※同率
4位 湊 (主なよみ:みなと)※同率
4位 楓 (主なよみ:かえで)※同率
4位 蒼空 (主なよみ:そら)※同率
8位 颯 (主なよみ:そう)※同率
8位 陽向 (主なよみ:ひなた)※同率
8位 湊斗 (主なよみ:みなと)※同率
8位 伊織 (主なよみ:いおり)※同率
2024年10月のトピック
10月生まれの男の子の名前ランキングTOP3は、1位「碧(主なよみ:あお)」、2位「陽翔(主なよみ:はると)」、3位「凪(主なよみ:なぎ)」でした。
「碧」という名前は、深い緑に青が混ざる日本の伝統色を表し、近年非常に人気があります。2022年には名前ランキングで首位に輝き、2023年には3位、2024年には2位と安定して人気があります。月間ランキングでは9月に引き続き10月も首位を獲得しました。
「楓」を使った「メープルネーム」が人気
「楓」を用いた名前「メープルネーム」が増加しました。2024年10月の男の子の名前ランキングでは、「楓(主なよみ:かえで)」が9月の42位から10月には4位に急上昇。「楓真(主なよみ:ふうま)」は前月と変わらず14位と高い順位を維持しています。また、「琉楓(主なよみ:るか)」・「楓大(主なよみ:ふうた)」・「楓人(主なよみ:ふうと)」はランキングTOP100位圏外から47位(※同率)にランクアップしており、「楓太(主なよみ:ふうた)」もTOP100圏外から63位に上昇しています。
「あき」が含まれる名前が増加
毎年秋に生まれる子どもの名前では「あき」というよみが含まれる名前が増加する傾向にあります。10月生まれの男の子の中では、「暁斗(主なよみ:あきと)」が9月TOP100圏外から10月は47位になっており、その人気が顕著に増加していたほか、よみランキングでも「あき」・「あきら」・「あきは」・「あきほ」といった名前が前月より増加していました。
【2023年10月】男の子の名前ランキング
1位 結翔(主なよみ:ゆいと)
2位 碧 (主なよみ:あお)
3位 樹 (主なよみ:いつき)※同率
3位 蓮 (主なよみ:れん)※同率
5位 楓真(主なよみ:ふうま)
6位 湊斗(主なよみ:みなと)※同率
6位 陽翔(主なよみ:はると)※同率
8位 陽向(主なよみ:ひなた)
9位 蒼 (主なよみ:あおい)※同率
9位 朝陽(主なよみ:あさひ)※同率
9位 楓 (主なよみ:かえで)※同率
2023年10月のトピック
2023年10月、男の子の名前ランキングTOP3は、1位「結翔(主なよみ:ゆいと)」、2位「碧(主なよみ:あお)」、3位「樹(主なよみ:いつき)」・「蓮(主なよみ:れん)」でした。
「楓」を用いた名前がトレンド
2023年男の子の名前ランキングでは、「楓真(主なよみ:ふうま)」が9月18位から10月は5位へ、「楓」が9月25位から10月は9位へ大きく順位を上げました。2023年の年間名前ランキングでは「楓真」は40位、「楓」は45位となっており、10月に特に人気が上がっていることが分かります。
「あき」とよむ名前が増加
毎年秋生まれは、よみに「あき」がつく名前が増加する傾向にあります。「あきと」、「あき」、「ちあき」が100位以内にランクイン。10月生まれの中では、「暁斗(主なよみ:あきと)」が9月の195位から10月は40位へと人気急上昇していました。
【2022年10月】男の子の名前ランキング
1位 朝陽(主なよみ:あさひ)※同率
1位 陽翔(主なよみ:はると)※同率
3位 蒼 (主なよみ:あお、あおい)
4位 碧 (主なよみ:あお、あおい)
5位 湊 (主なよみ:みなと)※同率
5位 蓮 (主なよみ:れん)※同率
7位 律 (主なよみ:りつ)
8位 結翔(主なよみ:ゆいと、ゆうと)※同率
8位 新 (主なよみ:あらた、しん)※同率
8位 颯 (主なよみ:はやて、そう)※同率
2022年10月のトピック
2022年10月生まれの男の子の名前ランキングは、1位(同率)「朝陽(主なよみ:あさひ)」・「陽翔(主なよみ:はると)」、3位は「蒼(主なよみ:あお)」という結果でした。
一文字の「ジェンダーレスネーム」が人気
TOP10のうち7つの名前が「一文字ネーム」という結果になりました。 中でも、「蒼」「碧」といった性別問わず名づけられている「ジェンダーレスネーム」が上位にランクイン。
「メープルネーム」が人気!
モミジや紅葉を連想する漢字「楓」を用いた名前「メープルネーム」が人気でした。「楓」という漢字は月間漢字ランキングで8月80位でしたが、9月は47位、10月は18位と秋が深まるにつれ順位を上げ、より多く名づけに用いられています。
10月の名前ランキングでは、「楓真(ふうま)」が9月82位から、10月はなんと11位に急上昇! 「楓(かえで)」は9月32位から、10月は12位へランクアップしています。
◆2022〜2024年の10月に名付けられた男の子の名前ランキングを振り返ると、「陽翔(はると)」と「碧(あお)」という2つの名前が3年連続でTOP10入りを果たし、定番として安定した人気を誇っていました。空や光をイメージさせる爽やかな響きが、秋生まれの赤ちゃんの名付けに長く支持されていることが分かります。
また、10月らしい名前としては、紅葉を象徴する「楓」を使った「メープルネーム」が男女ともに人気を伸ばし、さらに「暁斗(あきと)」など “あき” を含む名前も増加。秋の季節感を大切にした名付けの傾向が色濃く表れました。
近年は、紅葉や秋の情景を映した名前が人気を集め、10月生まれならではの名付けのトレンドとなっているようです。
ベビーモデル:@haru.ao1105さん(べビカレメイト)
<調査概要>
・2022年10月:調査期間:2022年10月1日(土)~10月25日(火)、回答件数:4,947件(2022年生まれの男の子)
・2023年10月:調査期間:2023年10月1日(日)~10月25日(水)、回答件数:4,406件(2023年生まれの男の子)
・2024年10月:調査期間:2024年10月1日(火)〜10月25日(金)、回答件数:4,661件(2024年生まれの男の子)
・調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方