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「あなたの絵なんていらない!」描いてとしつこく頼んできたママ友が急に手のひら返し。衝撃の宣言まで… #私たち仲良くできますか? 21

「私たち、仲良くできますか?」第21話。小学4年生の娘を育てるユズハさんは、隣町のダンススクールへ娘を通わせることに。そこで、ダンスの先生が娘と同じだというママ・カキエさん、モモさん、ミカさんの3人と知り合います。

モモさんとミカさんは思いやりや常識もあるいい人ですが、カキエさんは明らかに見下した態度で接してきて、いい印象はありません。とうとう我慢の限界を迎え、非常識な言動について迷惑だと伝えたユズハさん。しかし、迷惑な言動は相変わらず続き、趣味で絵を描いているユズハさんに、自分にも描いてほしいと言い出します。あまりにも無茶な要求を繰り返すため、ユズハさんは依頼を断ることに。すると、カキエさんが激怒して……。

 

「なんで来なかったの?」え、なんのこと?

ユズハさんが絵の依頼代金を提示すると、「素人の絵でそんなに取る気なの!?」「友だち価格の1,000円で描いて」「ミカさんはタダでくれたのに。やっぱりミカさんとあなたとじゃ格が違うわね」と、言いたい放題。

 

あまりにもひどいカキエさんの発言に「なんでここまで言われなきゃいけないの?」と怒りが込み上げてきたユズハさんは、こんなに失礼な人に気を使うのも、時間を割くのも馬鹿らしくなり「もう、どうなってもいいや」と思い始めます。

 

そしてついにユズハさんは、提案された金額では絵を描く気にはなれないとハッキリ伝えました。

 

すると、カキエさんは逆ギレ……。「素人に毛が生えた程度の絵を買ってあげるって言ってるのに、調子に乗らないで」「高額な金額を要求してくるなんてびっくり」と、相変わらず失礼な発言を繰り返してきます。

仲良くできますか?/しろみ

仲良くできますか?/しろみ

仲良くできますか?/しろみ

 

仲良くできますか?/しろみ

仲良くできますか?/しろみ

仲良くできますか?/しろみ

 

仲良くできますか?/しろみ

仲良くできますか?/しろみ

仲良くできますか?/しろみ

 

 

仲良くできますか?/しろみ

仲良くできますか?/しろみ

仲良くできますか?/しろみ

 

激怒したカキエさんは「やっぱり結構です」と、絵の依頼を取り下げてきました。カキエさんとしては「もっと距離を縮めたくてこの提案をした」らしく「友情が踏みにじられた気がして、とても腹立たしい」のだそう。

 

「今後スクールで会っても一切話しかけないで。娘にもあなたの娘と仲良くしないように言っておきますので」

 

そう言って、カキエさんは去っていきました。

 

ムカつく!!!!! と怒りに震えるユズハさんですが、ふと我に返り『娘同士が仲良くしていたらどうしよう……』と思ったのでした。

 

そして迎えたスクールの日。言葉どおり、カキエさんがユズハさんに話しかけることはありませんでした。そのほうが気が気がラクだと思っていたユズハさんでしたが……。

 

「あれ?ユズハさんいるじゃん! どうして来なかったの?」

 

ミカさんにそう声をかけられ、困惑します。なぜなら、何も約束をした覚えがないから……。すると、モモさんから「今日、レッスンの時間よりもすこし早めに来て、先生に産休のプレゼントを渡したんだよ」と、衝撃の事実を伝えられたのでした。

 

◇ ◇ ◇

 

親同士のトラブルを子ども同士の関係に持ち込むのは、避けたいものですね。子どもたちには、親の感情に振り回されることなく、自分たちで自由に友だちを選び楽しく付き合っていってほしいものです。

 

また、ユズハさんのように、はっきり「NO」と伝える姿勢はとても大切なことですが、考えが合わない相手とのやり取りでは、感情的になりすぎず、冷静に距離を取ることも大事かもしれません。相手の気持ちを逆なでするような言い方はできるだけ避けて、落ち着いた態度で対応することが、トラブルを長引かせないポイントなのかもしれませんね。

 

それに、親同士の問題が起きたときほど、冷静さと思いやりが必要ではないでしょうか。お互いを尊重しながら対話を心がければ余計なトラブルを避けられますし、子どもたちへの影響も最小限に抑えられるはずです。親自身が落ち着いて行動する姿を見せることは、子どもにとっても良いお手本になりますよね。親と子ども、それぞれの関係を大切にしながら、みんなが気持ちよく過ごせる環境を作っていきたいですね。

 

 

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      今時小学生でもやらないレベルの幼稚な嫌がらせ、こんなの現実世界にいる?まだ会ったことない

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    著者プロファイル

    マンガ家・イラストレーターしろみ

    自身が経験した育児と家族のことや、知人の体験談をもとにマンガを描いています。著書に「なんでも横取りする妹が嫌い」(KADOKAWA)

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