「まずい…」離婚を拒否、言い訳するほど不利な状況に…夫が思いついた打開策。その真意とは? #うちの夫は自称起業家 28
「うちの夫は自称起業家!」第28話。妊娠8カ月のカオリさんは出産を控え、楽しみと不安が入り混じっていました。そんな中、夫・リンヤさんが仕事を辞めて起業すると言い始め、半年だけと許したカオリさん。
息子のマモルくんが誕生しても、毎晩飲み歩くリンヤさんでしたが、半年経っても会社は軌道に乗らず、カオリさんが職場復帰を早めて家計を支えるように……。ようやく会社が軌道に乗り始めても帰りが遅い日が続き、息子の1歳の誕生日も帰宅しないリンヤさん。カオリさんは、起業仲間のひとりに協力してもらい、リンヤさんがいる飲み屋に潜入。そこで、「家族は踏み台」という発言を耳にし、すべてを壊す覚悟を決めます。
後日、起業家や投資家が集うイベントで、大企業の社長夫婦から気に入られたリンヤさん。そこへ、乗り込んだカオリさんは、今までの裏切りを暴露し、離婚と慰謝料請求を宣言。リンヤさんは、「家族は支え合うもの」なのに、妻が不満を言うのはおかしいと反論。しかし、「あなたは何をした? 支え合うって何?」と問われ、リンヤさんは言葉に詰まるのでした。
あの手この手で言い訳を考える夫
私は、家族としてともに生きたかった、と気持ちを伝え、再度、離婚に応じるよう詰め寄ります。


















「悪かったよ」
リンヤさんは、自分が悪者になりそうな状況をまずいと感じ、態度が一変。
カオリさんに、家事も育児も任せっきりで、甘えていたと言います。そして、プレッシャーの中でも、仕事だけは手を抜かなかったと宣言。
離婚に応じたら、子どもにも会えなくなると、涙ながらに訴えるリンヤさんなのでした。
保身のためだけに、いかにもな言葉を並べるリンヤさん。仕事が忙しくても、家族に向き合う時間を少しでもつくることはできたはずです。子どもを盾に、涙ながらに訴える姿も、自分を守りたいがための演技に見えてしまいます。本当に家族を大切に思うなら、もっと早くに、行動で示してほしかったですね。
よういちさんの連載は、このほかにもブログで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね。