割り込んできた女性と店員さんの神対応
満席だったため、入り口の外にあるウェイティングリストに名前を書こうと、ボードの方に向かうと、後ろから50代ぐらいの女性が割り込んできました。日傘をさしていて、その日傘を私に当てながら、順番を抜かしたのです。
とても嫌な気持ちになりましたが、そんなことをする女性に抗議をする勇気はありませんでした。私の両親も、女性にあきれていて関わりたくない様子だったので、私たちは女性が書き終わるのを待つことに。
しかし、女性は「ペンがない!」と騒ぎ始めました。すると、目の前に立っていた店員さんが、すっとやって来たかと思ったら、私にペンを渡してくださり、「お名前をどうぞ」と言ってくださったのです。
店員さんは女性が順番を抜かしたことや、日傘を当てたことなどすべて見ていたのだなと感じました。女性はなんだか気まずそうに私の後ろに戻りました。店員さんがきちんと見てくださっていたこと、そして味方をしてくれたことに感謝の気持ちでいっぱいになりました。
自分のことしか見えていない女性と、周りをよく見て行動する店員さん。その対比に、人としてのあり方を改めて考えさせられました。人を不快にさせるのではなく、小さな親切で誰かを笑顔にできる。私もそんな素敵な大人でありたいと強く思った出来事でした。
著者:田中ひとみ/20代女性/0歳と5歳の子どもを育てる母。医療機器メーカー勤務で現在は育児休暇中。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年7月)
【Amazonギフト券プレゼント♡】みなさまの体験談を募集しています!
妊娠中や子育て中のエピソードを大募集!「ベビーカレンダー」のニュース記事として配信、公開いたします。体験談を掲載させていただいた方の中から、抽選で毎月5名様に1000円分のAmazonギフト券をプレゼント。何度でも応募可能ですので、奮ってご応募ください♪どうぞよろしくお願いします!