ワンパンで作れる煮込みハンバーグ
料理人・鳥羽周作さんが日本テレビ系列『スッキリ』で紹介したのが「ふわふわ煮込みハンバーグ」。当時MCを務めていたのは食いしん坊で人気の、水卜麻美アナウンサーでしたよ。
大人から子どもまで大好きな定番の洋食料理。食べるとなんだかホッと心が温まり、何度もリピートしたくなるレシピです!
鳥羽周作さん「ふわふわ煮込みハンバーグ」のレシピ
材料(4人分)
・合い挽き肉…350g
・玉ねぎ(みじん切り)…1/2個
・卵…1個
・塩…4g
・バター(炒める用)…1かけ〜お好みで
【A】
・パン粉…25g
・牛乳…大さじ5
・ナツメグ…1.5g
・ケチャップ…大さじ1.5
【B】
・玉ねぎ(スライス)…1/2個
・しめじ…60g
【C】
・デミグラスソース缶…1缶
・バター…ひとかけ
・水…100ml
・醤油…20g
・はちみつ…25g
・白味噌…40g
写真に炒める用のバターを入れ忘れてしまいました。
※1歳未満の乳児にはちみつを与えることは、乳児ボツリヌス症感染の危険性があるため避けてください。
それでは作ってみましょう!
作り方①食材の下準備をする
ハンバーグ用(細かめのみじん切り)と【B】のソース用(1cm厚のスライス)に玉ねぎをカット。
しめじは石突きを切り落とし、軽く手で揉んでバラバラにほぐしておきます。
作り方②ハンバーグ用の玉ねぎを炒める
フライパンにサラダ油を適量(分量外)ひき、先ほどみじん切りにした玉ねぎを炒めます。目安は少し透明になるくらいで、茶色すぎない程度。
いい感じに仕上がったら、冷ましておきます。
作り方③ハンバーグのタネを作る
【A】をボウルに入れ、混ぜ合わせます。先につなぎを混ぜておくことで挽き肉などの材料と馴染みやすくなるそうですよ。
別のボウルに氷を入れ、その上に少し小さめのボウルを入れたら、合い挽き肉と塩を入れてよく混ぜます。冷やしながらこねることで、手の温度でお肉の脂が溶け出すのを防げるとのこと。
粘り気が出てきたら、卵と玉ねぎを加え、さらに混ぜます。
最後に【A】を合わせて作ったつなぎをボウルに入れ、もう一度よく混ぜます。
作ったハンバーグのタネを4等分し、肉団子のイメージで丸型に成形して最後に軽く上下を潰します。
厚めに成形することで、脂や水分が逃げ出しにくく、ふわふわジューシーな食感に!
作り方④ハンバーグを焼く
熱したフライパンにサラダ油を適量(分量外)ひき、両面に焼き色がつくまで焼きます。
ハンバーグはやわらかく、ひっくり返しにくかったため、フライ返しを入れ込みやすい大きめのフライパンを使うのがおすすめ!
そこに水(約100ml・分量外)を入れ、フタをして弱めの中火で5分間蒸し焼きにします。
ハンバーグがかなり厚かったため、生焼けにならないかと不安でしたが、蒸し焼きにすることでしっかり火が通りました。
そして、ハンバーグをフライパンから一度取り出します。
作り方⑤デミグラスソースを作る
フライパンを洗い、そこにバターを溶かし、下準備しておいた【B】のスライス玉ねぎとしめじを炒めます。
しめじは他の野菜でも代用OKとのことなので、ぜひお好みのものを入れてみてください。
野菜が全体的にしんなりしてきたら、【C】を加えて弱めの中火で軽く煮立てます。
作り方⑥ハンバーグを煮込む
先ほど取り出したハンバーグを入れ、さらに弱めの中火で5分煮込んだら完成です!
【実食】ふわふわ食感がたまらない煮込みハンバーグ
せっかくなので、付け合わせにカボチャとトマトを用意してみました。一気に華やかな印象になったので、冷蔵庫にあるもので彩りを加えてみるのがおすすめ!
食べてみると、デミグラスソース缶を使って簡単に仕上げたと思えないほどコク深い味わいです。ほんのり甘みもあって味にメリハリがあります。
さらに、下味がついたハンバーグにソースがしっかり絡んでいるため、満足感もばっちり!ご飯がどんどん進みます。
ハンバーグの印象はジューシーというより、ふわふわが強め。つなぎがしっかり入っているため、ぼろぼろと崩れにくく食べやすかったです。
しかし、筆者にとってはナツメグの香りが少し強く、それによって肉肉しさが薄れてしまっているように感じました。
がっつりお肉を楽しみたい方は、ナツメグはもちろん、つなぎ少なめで作るのが良さそうです。
自宅でも本格煮込みハンバーグを!
このレシピは手軽に作れるものの、しっかり煮込んだようなコクと旨みを楽しめるので、平日の夕飯にも週末のちょっと特別な食卓にもぴったり。
ぜひ一度試してみてください。