清潔感は「薄く仕上げる」ほうが出やすい
私は30年以上会社員として働く中で、清潔感は第一印象や信頼にも直結すると実感してきました。日本化粧品検定コスメコンシェルジュの資格を持っていますが、メイクやスキンケアの勉強をし実践したつもりでした。それでも年齢による変化に戸惑うことは少なくありません。
朝の鏡に映る肌のくすみを見ると、ついファンデーションを重ねてしまいます。ですが厚塗りをすると、清潔感どころか古い印象になってしまい、がっかりすることが増えました。
ある日、薄めメイクに仕上げた日に「今日は肌が明るく見えるね」と同僚に言われたことがありました。そのときに、保湿と下地で整えてファンデーションは薄くするほうが清潔感につながるのだと実感しました。アラが残っていても、全体が明るく見えるだけで印象は変わるのだと思いました。
薄化粧にすると気になる「アラ」との付き合い方
とはいえ、薄化粧にすると気になるのがシミやシワ、毛穴などの「アラ」。鏡を見て落ち込むこともありますが、私は「全部を隠そう」と思うのをやめて、気になる部分だけコンシーラーでカバーするようにしました。
友人は「ハイライトを少し足すだけで気にならない」と話していて、人それぞれ工夫をしながら清潔感を保っているのだと感じます。
リップと髪を少し変えるだけで印象が軽くなる
部分的な工夫だけでは全体の印象は変わりません。そこで私は、リップと髪を見直しました。濃い色のリップはどうしても古い印象になりがちなので、明るめでツヤのある色に変えると「顔色が良く見えるね」と言われることが増えました。
髪も白髪やパサつきがあると清潔感が損なわれるので、軽やかに動きが出るスタイルを意識しています。肌と髪をそろえて整えるだけで、短時間でも全体がすっきり見えるのを実感しました。
まとめ
若いころは自然に備わっていた清潔感も、50代になると努力なしには残らないことを実感。だからといって完璧を目指すのではなく、肌を整え、必要な部分だけを軽く隠し、リップや髪で雰囲気を和らげる。清潔感は若さでも完璧な仕上げでもなく、忙しい毎日の中で無理なくできる工夫から生まれるのだと感じています。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
著者:伊達敦子/50代女性。2008年、2010年、2012年生まれの3児の母。フルタイムで共働きをしながら子育て中。会社員の傍ら、化粧品検定2級・1級やコスメコンシェルジュの資格を取得し、人々の美しさと自信を引き出すために活動している。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年9月)
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