「麩」が主役のヘルシー丼♡

さっそく作っていくのは、宮城県の郷土料理「油麩丼(あぶらふどん)」。見た目はカツ丼そっくりなのに、お肉なしで満足感が味わえる一品です。
油麩丼は宮城県登米市の名物なのですが、関東ではなかなか油麩が売っていないので、代わりに車麩を使って「車麩丼」を作ります♪
おすすめポイント
・お肉を使わなくてもボリューム満点で満足感あり!
・甘辛ダレと卵でとじるので、カツ丼風の見た目と味わいに
・車麩はリーズナブル&保存が効くので節約にも
「車麩丼」のレシピ

材料(2人分)
・車麩…2~3枚
・玉ねぎ…1/2個
・卵…2個
・ごはん…茶碗2杯分
【A】
・砂糖…大さじ2
・しょうゆ…大さじ1
・みりん…大さじ1
・めんつゆ…大さじ1
・水…200ml
私としたことが、写真に砂糖を入れ忘れてしまったため、写真を一部合成しております……。
作り方
1.車麩と玉ねぎをカットします

車麩は水で戻さずに、そのまま使います。手でパキパキと割りましょう。玉ねぎは薄切りです。
2.鍋に【A】・車麩・玉ねぎを入れます

材料を鍋に入れたら、後は煮るだけ!

ふたをして中火で4~5分加熱します。
3.溶き卵をまわし入れます

火加減は中火のまま様子を見ながら、卵が半熟になるまで加熱します。

これくらいのトロトロ加減がおすすめ! もちろんお好みのかたさに仕上げてもOKです。
4.ごはんを盛ったどんぶりに盛り付けます

お好みで三つ葉や紅ショウガをトッピングしても。これで車麩丼の完成です♪

汁をたっぷり吸った車麩はふんわり膨らんで、見た目はまるでお肉を使ったカツ丼のようです。パット見た感じでは、“肉なし”だとは思いませんよね。

食べてみると、甘めのタレとふっくらジューシーな麩が口いっぱいに広がる……! 見た目は豚バラ肉に見えなくないけれど(笑)、麩なのであっさりとした味わいです。

麩独特の“トロッ”とした食感は、食べ進めていくにつれてクセになります。食べ応えはしっかりあるけれど、お肉を使うよりもヘルシー。

煮汁を吸った車麩は1.5倍に膨らむので、1人分は1〜1.5枚でボリュームのある丼ぶりが作れます。そう考えると、めちゃくちゃコスパよくありませんか……?
お給料日前にもおすすめ
車麩で作る丼ぶりは、肉なしとは思えないほど食べ応えがあり、見た目も味も満足度高めです。「今日はお肉を買いに行けない」「コストを抑えたい」というときに、ぜひ作ってみてくださいね。