好きだから一緒にいたけれど…
当時付き合っていた彼は貯金もなく、外でのデートは難しいため、私の家で過ごすのが常でした。好きだから一緒にいましたが、清潔感や暮らしの習慣のズレに次第に参っていきました。
使った物は元の場所に戻す、片づける、入浴後は流してから出る――私にとっては当たり前のことを、相手の機嫌を損ねないように気を付けながら伝えてきたつもりです。それでも溝は埋まりませんでした。
湧き上がる怒りの感情
我慢の限界に達した日のことです。彼はお風呂にも入らずベッドに横になり、買ってきたカップラーメンを食べ、空になったペットボトルをその場に置いたまま眠ってしまいました。どうしても許せない気持ちが込み上げましたが、その場で注意するのももう面倒で、結局私が片づけてしまいました。
翌日、そのことを指摘すると、彼は「お前がやるから俺がやれないんだろ。何にもできない扱いすんな。じゃあやんなよ、俺はできるんだよ」と声を荒らげました。「言われる前にやってくれない? できるならどうしてやらないの?」と尋ねると、彼は黙り込みました。
離れていく私の気持ち
あまりにも話がかみ合わず、心の中で「何様?」という思いが芽生え、私の気持ちは徐々に離れていきました。
後日、私は「貸した物が戻らなかったり、過度な連絡に悩まされるような事態になりかねない」と不安を覚え、距離を取る覚悟がいっそう固まりました。
まとめ
この経験を通して、交際前や交際中に覚えた小さな違和感を見逃さず、これからはきちんと相手を見極めていこうと心に刻みました。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
著者:桜木唯/20代女性・パート
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年9月)
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