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「助けてください…」社会人2年目。会社で予想外の生理に。勇気を出して、トイレのドア越しにSOSしたら…

就職して2年目くらいのときの体験談です。職場にいるときに予定より早く生理がきてしまいました。ナプキンを持っていなかったこと、まだ会社の人と馴染めていないときだったこともあって、私は困ってしまって……。

職場で生理がきてしまった!

これは私が新卒で勤めていた職場での話です。ある日職場で突然生理がきてしまいました。職場で急に生理がきてしまったのはこのときが初めて。休憩時にトイレの中で生理に気づきましたが、いつも規則的に生理がきていた私は、あいにくその日は生理用品を持ってきていませんでした。

 

職場の近くに生理用品を買えるお店もありません。入社数年の私は周りの部署に気軽に声を掛けられる同僚もおらず、ひとりトイレで焦っていると……。

 

トイレの洗面所から聞こえる話し声に

トイレの個室の中でひとりで焦っている私。すると、トイレの洗面所で話す女性の声が聞こえてきました。

 

このままひとりでトイレから出たところで、周りに男性もいるなかで「生理用品を貸してください」と他の女性社員に聞いてまわるのも恥ずかしいし、早くナプキンを入手しないと洋服にまで経血がついてしまうかもしれない……。

 

そう思った私は、勇気を振り絞って洗面所の声の主に話しかけてみることにしたのです。

 

救いの神!と私の使命

その声の主は電話をしていたので、電話が切れたのを見計らって「すみません! 生理用品お持ちでないですか? 助けてください」と声をかけました。相手は「待っててね! すぐ持ってくるから」と、数分後に生理用ナプキンを届けてくれました。

 

助けてくれたのは隣の部署にいる、親ほど年齢が離れた女性。彼女には本当に助けられました。

 

助けてくれた先輩とは、この事件をきっかけにプライベートな話までできるほど仲良くなりました。そして、普段から職場の女性たちと気軽に話せる関係性が大切だと気付いたのです。それからは、女性の新入社員が入ると積極的に自分から声をかけるようになりました。「助けて」と言ってもらいやすい関係をつくることが、職場での私の使命だと感じています。

 

 

 

著者:三宅ちよこ/女性
イラスト:アゲちゃん

 

監修:助産師 松田玲子
医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、ベビーカレンダー、ムーンカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています

 

 

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