家族旅行中、まさかの質問にあ然
2人の女性が私たちをマジマジと見て「あの……大変失礼とは存じますが、どういったご関係なんでしょうか?」と予想外の質問をされたのです。私と母も「……えっ?」なぜこのような質問をされたのかわからなかったので困惑してしまいました。すると1人の女性が続けて「ごきょうだいにしては随分歳が離れていらっしゃるし、お母さまにしては随分お若いので……どんな関係なのか気になってしまって。興味本位ですみません」と説明してくれました。
私と母は顔を見合わせ大笑い! 母が女性たちに「この子は私の娘で、子どもたちは孫なんです! ぱっと見悩んじゃいますよね?」と笑いながら返しました。当時、私は23歳、母は若く見える50代でした。そして私の娘が3歳、息子が1歳くらいで確かに歳の離れたきょうだいにも見えなくもないのかもしれないと思いました。やはり女性たちは私と子どもたちが歳の離れたきょうだいなのか親子なのか気になったようでした。女性たちは驚きながらも納得した表情をして、ホームを後にしました。
若く見える母と一緒に子どもを連れていると、私が母親に見られないことが多々ありました。まさか旅先で聞かれるとは思いもよらず。未だに家族の笑い話になっています。
私の母は、私が学校や仕事でいないときによく子どもたちを遊びに連れて行ってくれていました。行く先々でお母さんなのかおばあちゃんなのか子どもたちとの関係を直接聞かれることが多かったそうです。私は今回が初めて関係を聞かれるという経験だったのでかなり面白かったです。
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一昔前なら気軽な世間話だったかもしれませんが、今は家族のかたちもさまざま。何気ないひと言が、相手をびっくりさせたり傷つけたりすることもあります。ちょっとした会話でも、お互いに気持ちよく過ごせるよう心配りを忘れないようにしたいですね。
著者:山口幸子/30代女性・会社員/19歳で学生結婚。娘はようやく成人、息子は16歳。子育て卒業目前のシングルマザー。
イラスト:さくら
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年10月)
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