こんにちは、今日は子どもというよりママが大好きになってしまう絵本をご紹介します。絵本の題名はあの有名な「不思議の国のアリス」。実はこの絵本、飛び出すしかけが満載の3D絵本なんです。
ページを開くだけで絵が飛び出す
さあ、ドキドキの1枚目をめくります。
お!なにやら緑の物体が・・・
わー!開いただけで森ができました。
本を開くだけでこの通り!絵が飛び出てきます。これだけ複雑なのに、ひっかかったり、手を加えたりすることなくポップアップが完成するのがすごいです。小さな子どもと見るときには「大切な絵本だからママが広げるから、見るだけにしようね」「さわるときには、そっとやさしくしてあげようね」と言いながら読んであげましょう。
メイン以外の小さなしかけにも注目
右下にはまだしかけがあるようです。
開けてみると「持ち上げて中をのぞいてみて」とあります。
持ち上げるとジャバラのようなものになりました
のぞくとアリスが穴へ落ちていく様子が。
この絵本のすごいところは、各ページにあるメイン以外のちょっとしたしかけ。ちょっとしたといっても、工夫がいっぱいで大人でも驚いてしまうものばかり。「あ〜!アリスが落ちていっちゃった!」と不思議の国へと自分が誘われていくようです。
アリスといえばこのシーン!
そして、アリスの名場面といえばこのシーン。この無造作に舞い散るトランプが立体で表現できるなんて!まさに不思議の国。今にも動き出しそうでありながら、一瞬の時を封じ込めたかのようにも感じます。
たまには自分が欲しいと思った絵本を買ってみるのもおすすめです。ママが楽しく読むことで、子どもも興味を持ち始めることも。ちなみに私が持っているのは英語版ですが、日本語版もあります。(TEXT:サトウヨシコ)