保育園にリュックを持って行きたいと駄々をこねるさつきちゃん。数カ月前、園で持ち物の紛失が相次いでいた件を思い出し、さなえさんは心配しますが、一歩も引かないさつきちゃんに渋々折れてしまいます。結局、1日だけ特別に登園時はリュックを使用し、日中はさなえさんが会社のロッカーで預かることで合意。
ところが翌日、さつきちゃんはまたリュックを持って行きたいと駄々をこねます。最初は困っていたさなえさんでしたが、会社の同僚であり4歳の子の母である・嫉山(ねたやま)さんの「いつか飽きるから」という助言もあり、リュックを持って行くのを許してしまいます。
リュックを持っていくことが日常になったころ、「もうリュックはいらない」と、突然言ったさつきちゃん。さなえさんは「やっと飽きたみたい」と安心しますが、さつきちゃんはママにバレないようにこっそりリュックを保育園に持ち出していたのです。
夫からの突然の電話に胸騒ぎ…
職場での昼休み、さなえさんは同僚の嫉山さんと一緒に昼食をとっていました。
さつきちゃんがリュックを持って行かなくなったことを報告していると、話の流れで夫の話題に。嫉山さんから鋭いツッコミが入り、さなえさんは少し落ち込みます。
そのとき、海外赴任中の夫から突然の電話が。
不思議に思いながら電話に出ると、夫は「最近身の回りで変なことが起きたりしてない? 例えばリュックが盗まれたとか……」と、なぜかさつきちゃんのリュックについて聞いてきます。さなえさんは不審に思いつつも、仕事に戻るのでした。
▼夫婦のコミュニケーションは、とても大切なものです。特に心配ごとがあるときは、早めに相談しておくことで、落ち着いて対応しやすくなります。中途半端な伝え方をしてしまうと、かえって相手を不安にさせてしまうことも。さなえさんの夫も、もう少しきちんと話すことができていたら、さなえさんも安心できたかもしれませんね。
あおばさんのマンガは、このほかにもブログで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね。