リュックを持っていくことが日常になったころ、さなえさんは送迎時にママ友・勝地木さんから、さつきちゃんと仲の良いくーちゃんのママ・欲田さんが個人で「せどり」をしているという話を聞きます。
「欲田さんって変わったよね」「お気に入りの物を保育園に持って来たらロクなことにならない」という勝地木さんの言動から、さなえさんは「勝地木さんは被害者のひとりであり、欲田さんを疑っているのではないか?」と感じます。
ある朝、「もうリュックはいらない」と言うさつきちゃん。さなえさんは「やっと飽きたか」と安心しますが、実はさつきちゃんはこっそり保育園にリュックを持ち出していたのです。
娘から衝撃の告白が!


















夕方、保育園に迎えに行ったさなえさんは、さつきちゃんがリュックを保育園に持ってきたこと、さらに紛失したことを知ります。
事情を聞いた、先生たちも一緒に探してくれましたが、リュックは見つかりません。
すると、みなみ先生がさつきちゃんに「くーちゃんのママ(欲田さん)と、どんなお話してたの?」とやさしく尋ねるのを聞いたさなえさん。
リュックに名前がついているか聞かれたことを知り、「もしかして……」と、欲田さんを疑ってしまうのでした。
▼子どもは、「持ってきてはいけない」とわかっていても、「どうしても持って行きたい」という気持ちが勝ってしまうことがあります。登園バッグやポケットの中にこっそり、持って行ったらダメなものを入れていることも少なくありません。トラブルを防ぐためには、出かける前に持ち物をしっかり確認することが大切です。さなえさんも、登園前にさつきちゃんのバッグをチェックできていたら、リュックの紛失を防げたかもしれませんね。
あおばさんのマンガは、このほかにもブログで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね。
あおば
