各地で地震が続いている影響なのか、近所のスーパーやドラッグストアでは飲料水が品薄状態。それを見て、まる子さんは改めて備蓄や災害時の水の使い方について考えます。そして、使用する水の量を減らした節水バージョンの炊飯にチャレンジしました。炊き上がりはいい感じで、夫や息子からも違和感はないと太鼓判を押されますが、ご飯は炊き立てにこだわる義母だけ「こんなご飯は食べられたもんじゃない」とご立腹。炊飯の過程を見ていた先入観もあるかもしれないと思いながら、まる子さんはいざというときも義母はわがままを言うのだろうか……と考えていました。
決められない女の決断とは

仕事から戻ると、夫と義母が話し中。内容は、賞味期限切れのサイダーがまだ飲めるのかどうかというもの。私は聞こえないフリ……。

同じく、半年ほど賞味期限が過ぎた水も飲めるかどうか気になるようです。あからさまに私に話しかけていますが、聞こえないフリを貫きます。

夫は何度も答えているのですが……。

義母は私の意見を聞きたい様子。


しつこい義母に夫が怒ると、一旦義母は自分の部屋に戻っていきました。

しばらくして、サイダーを飲んだという報告をしにやってきた義母。
※ホップ…ここでいう「炭酸」のこと

炭酸が弱くなっていたと言うので、夫は嫌なら捨てるように言いますが……。

またもや「みなさん」のご意見を求めてきたので、私は速攻で聞こえないフリ……。

結局、夫から捨てるように言われても、もったいないという気持ちが勝ってしまったようで、さらに熟成することが決まりました。
仕事から帰ると、リビングで夫と義母が話していました。私は聞いていないフリをしましたが、義母はどうやら私の意見を聞きたい様子。話の内容はというと、納戸の整理をして見つけた賞味期限切れのサイダーや水は飲めるのか、というもの。夫は、気になるなら飲んでみればいいと繰り返し答えていますが、義母は決めきれないようです。
結局、しつこい義母に夫が怒ったことで義母は一旦自分の部屋に戻りましたが、再びやってきて「サイダー、飲んだら炭酸が弱くなってる」とのこと。夫は嫌なら捨てればいいと言いますが、決められない義母は「みなさんのご意見を……」と、またもや私に意見を求めてきたので、私は視線を逸らして聞いていないフリを続けました。
万が一意見をして、そのあと「まる子さんに言われて飲んだら、具合が悪くなった」なんて言われたらたまったもんじゃないので、スルーが一番。結局、捨てろと言われたものの、もったいないという気持ちが勝ったようで、賞味期限切れの飲み物はさらに取っておくことになったようです……。
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賞味期限切れの食品を口にするかどうかは、万が一のことがあったら責任が取れないので、他人に意見を求めずに自分で決めてほしいですよね。今の時点で迷っている以上、これからさらに寝かせて口にするとは思えませんが……。自分で決められないのなら、せめて他人のアドバイスを聞く耳を持ってほしいですね。
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まる子
