「ダンクシュート」の『ダンク』ってどういう意味?
バスケットボールの試合で、豪快にゴールを決める「ダンクシュート」。
誰もが知るこの言葉ですが、そもそも『ダンク』ってどういう意味なのか、パッと説明できる人は少ないのではないでしょうか。
この記事では、そんな「ダンク」の意外な意味をクイズ形式でご紹介。答えがわかるまで、じっくり考えてみてくださいね。
次のうちから選んでみてください。
①戦車の大砲のこと
②力任せに叩き込むこと
③パンなどを液体に浸すこと
さあ、正解発表!
正解は……
③の「パンなどを液体に浸すこと」です!
「ダンク(dunk)」という言葉は、もともと英語で「パンなどを液体に浸す」という意味を持つ言葉でした。
この言葉がバスケットボールのシュートに転用され、ボールをゴールリングに叩き込む豪快なシュートを「ダンクシュート」と呼ぶようになったのです。
もしかしたら、「ダンク」はバスケットボール用語だと思っていた人も多いのではないでしょうか。
知ると面白い「ダンク」の雑学
「ダンク」は、バスケットボールだけでなく、身近なところにも使われています。
例えば、海外では、ドーナツやクッキーをコーヒーや牛乳に浸して食べることを「ダンキング(dunking)」と呼びます。これは、パンをスープに浸して食べる「パン・ダンキング」に由来すると言われています。
また、ダンクシュートを最初に考案したとされるのは、アメリカの大学バスケ選手。
その後、プロリーグでも取り入れられるようになり、バスケットボールを代表するプレーの一つとなりました。
これであなたも雑学王!
今回のクイズでバスケがしたくなりましたか?
(C)井上雄彦・アイティープランニング・東映アニメーション
私たちが何気なく使っている言葉にも、このように意外なルーツや意味が隠されています。
次にダンクシュートを見るときは、「パンをコーヒーに浸すように、豪快にゴールを決めているな」と思い出しながら見てみると、また違った面白さを発見できるかもしれませんね!