「あの…!」元夫の起業仲間と再会→近況を報告し合い、話は思わぬ展開に…彼が驚き提案を!? #うちの夫は自称起業家 36
「うちの夫は自称起業家!」第36話。妊娠8カ月のカオリさんは出産を控え、楽しみと不安が入り混じっていました。そんな中、夫・リンヤさんが仕事を辞めて起業すると言い始め、「半年だけなら」と許したカオリさん。
しかし会社は軌道に乗らず、息子のマモルくんが誕生しても、リンヤさんは飲み歩くばかり。半年を過ぎても状況は変わらず、カオリさんは職場復帰を早めて家計を支えます。ようやく会社が軌道に乗ってもリンヤさんの帰りは遅く、息子の1歳の誕生日も朝帰り。カオリさんは、起業仲間のタカギさんと、リンヤさんがキャバクラの女性と不倫関係にある証拠をつかみ、覚悟を決めて起業家が集うイベントに突撃しました。
リンヤさんは、離婚を言い渡されても、部下に仕事を押し付けていたことを暴露されても、世間体を保つために言い訳。しかし、経費の不正利用や、カオリさんに不倫の濡れ衣を着せ、女性と海外移住を計画していたことまで明らかになります。逆恨みしたリンヤさんは、カオリさんに殴りかかろうとしますが、逆に投げ飛ばされて一本負け。しぶしぶ離婚に応じ、慰謝料と養育費の条件にも承諾。不倫相手からも慰謝料を支払ってもらい、カオリさんの日常にようやく平和が訪れました。
無事離婚できた妻のその後…
私は、自分の勝手で大きな騒ぎを起こしたことが、息子のためになったか今でもわからずにいました。

















「経営に興味ありませんか?」
1年後、久しぶりに会った元夫の起業仲間・タカギさんは、カオリさんに経営を勧めます。
離婚騒ぎで見た、カオリさんの気迫ある話し方が、才能だと言うのです。
謙遜するカオリさんに、タカギさんは「できることは何でもする」と、後押しするのでした。
どんなに苦しいできごとも、そこで終わりではなく、次に進むためのきっかけになることがあります。悩んでいる当時は、希望を失ったり、悲しみにくれたり、人生のどん底にいるような気持ちになるものです。
しかし、周囲のサポートや、経験を糧に変える気持ちがあれば、人生は何度でもやり直せるはず。こうした視点を持つことが、一度きりの人生を楽しむ秘訣なのかもしれませんね。
よういちさんの連載は、このほかにもブログで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね。