「え、咳?」
家に帰ると、娘のサクラちゃんが咳をし始め、熱を測ると38℃超えの発熱。日曜日の夕方で、かかりつけの小児科は休診日。自転車で30分かかる病院へ行こうとしますが、突然の大雨に落胆。
ツバサに頼ろうと電話するもつながりません。「どうしたらいいの?」と途方に暮れてしまいますが、谷川さんの言葉を思い出し…。
「ふぅ…」一旦深呼吸し、焦る心を沈めてタクシーで向かいますが
娘のサクラちゃんを病院に連れて行くも、2時間待ちと言われ不安になるノゾミさん。ツバサさんからは連絡がなく、サクラちゃんをあやしますがついに限界に。抱っこをやめた瞬間に号泣し、近くにいた男性に暴言を吐かれてしまいました。
長い待ち時間や体調不良でイライラしてしまう男性の気持ちもわかりますが、怒鳴るのはやはり違いますよね。周囲も冷たい視線を向けてきたことで、ノゾミさんの心細さはさらに募り、結果的に病院の外へ出てしまいました。
娘を抱っこしていないと泣き止まない状況で、夫もそばにいない——そんなワンオペ状態では、ママの負担は計り知れません。子どもが泣いてしまうこともありますが、子ども連れの外出では、思いがけない場面で周囲の理解や思いやりが求められるもの。困っている人を見かけたとき、さりげなく支えてあげる存在でありたいですね。ママも赤ちゃんが泣いてどうしようもない状況になってしまったときは、周囲に理解を求める声をかけておくと良いかもしれませんね。