箸が止まらなくなるささ身フライ
今回挑戦したのは、日本テレビ系列『キユーピー3分クッキング』で料理研究家・藤井恵さんが紹介していた「鶏ささ身フライ」です。
藤井恵さんといえば、家庭で真似しやすく、毎日の献立に取り入れやすいレシピが魅力。
今回のささ身フライは、衣の小麦粉に粉チーズを混ぜ、さらにパン粉にパセリを加えることで、香り豊かでコクのある味わいに仕上がります。
それでは、さっそく作っていきましょう。
藤井恵さん「鶏ささ身フライ」のレシピ
材料(4人分)
・鶏ささ身…6~8本(300g)
・塩…小さじ1/2
・こしょう…少々
・小麦粉…大さじ1
・粉チーズ…大さじ3
・溶き卵…1個分
・パン粉…1カップ
・パセリのみじん切り…大さじ2
・油…適量
パセリが近隣のスーパーになかったため、乾燥パセリで代用しました。
作り方①ささ身を棒状に切る
鶏ささ身に筋がある場合は取り除き、1.5cm角ほどの棒状になるように斜めに切ります。このように切ることで火の通りがよく、食べやすく仕上がるんだそう。
作り方②小麦粉と粉チーズを混ぜる
小麦粉と粉チーズは混ぜておきます。ここで合わせておくのが風味を引き立てるポイントです。
作り方③パン粉にパセリを混ぜる
パン粉とパセリを混ぜておきましょう。
作り方④鶏ささ身に下味と衣をつける
鶏ささ身に塩とこしょうをふり、手で軽く押さえて下味をなじませます。
次に、②をひと切れずつ丁寧にまぶし、溶き卵にくぐらせてから、パン粉をしっかりとつけましょう。
チーズ入りの粉を先にまぶしておくことで風味が引き立ちますよ。
作り方⑤油で揚げる
フライパンに油を2cmほどの深さに入れて175℃に熱し、ささ身を2分ほどかけてこんがりと揚げ、中まで火を通しましょう。菜箸を油に入れて、先からぷくぷくと泡が上がってくれば適温の目安。
こんがり揚がったら油をきって、お皿に盛り付ければ完成です。
【実食】チーズとパセリの絶妙バランス
揚げたてのフライにパセリの緑が映えて、見た目からもう食欲を直撃。黄金色の衣とのコントラストも美しいですね。
まずはそのままひと口。サクッと気持ちいい音とともに、熱々の湯気がふわっと広がります。
ささ身はしっとりジューシーで、たっぷりまとわせたチーズのコクが主役級の存在感。
そこにパセリの爽やかさが効いて、最後まで飽きずに楽しめます。パセリ入りなので子どもたちの反応が気になりましたが「うまい!」と喜んでパクパク。
食べムラのある1歳の息子にも小さく切って出したところ、しっかり完食してくれました。
もちろんそのままでも十分ですが、少しソースをかければ一気にパンチアップ。
ごはんがモリモリ進む、王道の組み合わせです。
また、ケチャップを足せば、子どもからおかわり!の大合唱。
酸味と甘みが加わって、こちらも大好評でした。
家族ウケ抜群!
いつものささ身フライもチーズのコクとパセリのフレッシュさが加われば、食べごたえばっちりのひと皿になります。気になった人は、ぜひ試してみてくださいね。