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「ただの胃痛のはずが…」背中まで響く激痛!救急外来で告げられた病名は【体験談】

ある日、突然おなかの上のほうに激しい痛みが走りました。最初は「胃の調子が悪いだけだろう」と軽く考えていましたが、その痛みは想像以上に強く、私の体に思いがけない事態が起こっていたのです――。

この記事の監修者
監修者プロファイル

医師菊池大和先生
医療法人ONE きくち総合診療クリニック 理事長・院長

地域密着の総合診療かかりつけ医として、内科から整形外科、アレルギー科や心療内科など、ほぼすべての診療科目を扱っている。日本の医療体制や課題についての書籍出版もしており、地上波メディアにも出演中。
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最初はただの胃痛だと思っていた

その日の朝、少し食べ過ぎたせいか、おなかの上あたりに痛みを感じました。暴飲暴食が原因だろうと考え、市販薬を飲んで様子を見ることにしました。

 

しかし、時間が経つにつれて痛みは強まり、やがて背中にまで響くようになりました。脂汗が止まらず、立っているのもつらくなり、「これはただ事ではない」と不安が募りました。

 

救急外来で突きつけられた現実

耐えきれずに救急外来を受診すると、すぐに血液検査とCT検査を受けることに。結果は「急性膵炎(きゅうせいすいえん:膵臓が急激に炎症を起こし、強い腹痛や消化障害を引き起こす病気)」。そのまま緊急入院となりました。医師からは「放置していたら命に関わる危険があった」と説明され、背筋が凍る思いでした。

 

絶食と点滴治療が続く日々はつらく、食事ができない苦しさと不安で夜も眠れませんでした。1週間以上が過ぎたころ、ようやく症状が落ち着き、退院のめどが立ったときには心底ホッとしました。

 

 

生活習慣を見直すきっかけに

まさか自分が膵臓の病気になるとは夢にも思っていませんでした。今回の経験で、日ごろの食生活や飲酒が体にどれほど負担をかけていたのかを痛感しました。

 

「そのうち治るだろう」と放置するのではなく、少しでも異変を感じたら早めに受診することが大切だと痛感しました。

 

まとめ

急性膵炎での入院生活は、体の声に耳を傾けることの大切さを教えてくれました。今では食事内容や飲酒量に気を配りながら、無理をしない生活を心がけるように。健康は当たり前ではなく、自分で守るものなのだと改めて強く感じています。

 

 

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

 

著者:犬飼隆司/50代男性・会社員。

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年9月)

 

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