こ…これはまさか…
結婚するまで実家暮らしだった夫。そのため家事はまったくできず、結婚し一緒に暮らすようになってから、私が掃除機や洗濯機、炊飯器などの使い方を始め、家事をイチから教えていました。
ただ、料理は「学生のころに家庭科の授業で学んでいるだろうし、できるでしょ」という思いから、ある日夫に料理を任せてみることに。ルーを使えば誰でも簡単にできるし……と、カレーを作ってほしいとお願いしました。
すると……夫が作ったカレーの中には、玉ねぎが皮ごと輪切りで入っていたのです。
私自身、皮は剥いて入れるという認識だったので驚いてしまいました。家事はお互い協力してやるものですし、夫の負担にならないくらいに料理も教えてあげられたらなと思った瞬間でした。
◇ ◇ ◇ ◇
たしかに料理に馴染みがないと、「食材の皮を剥くのか、どれくらい剥けばいいのか」「どんなふうにカットしたらいいのか」というのはわからないかもしれないですね。そう思うと、料理が一番ハードルが高い家事なのかも? ……ただ、今はSNSでさまざまな料理動画などが多く投稿されているので、勉強しやすくなっているとも感じますよね。体験談を寄せてくれた長野さんの夫も、これをきっかけに料理に目覚める!……なんてこともあるかもしれません。
著者:長野萌子
イラスト:Ru
続いてのお話は、同棲中の彼が夕食を作ってくれたのですが……。
「何これ!?」彼が作ったカレーに違和感。どうやって作ったの?と尋ねると…

彼の作ったカレーが何だかおかしい…
彼と同棲を始めたばかりで、残業で私の帰りが遅くなったときのことです。
先に帰宅していた彼から「カレーを作ったよ」とメッセージが届いたので「ありがとう」と返信し、私は家路を急ぎました。そして私が帰宅すると彼がお皿にカレーをよそってくれたのですが……よく見ると野菜やお肉がほぼなく、見た目がドロドロとしています。失敗したのだろうかと思いながら「どうやって作ったの?」と尋ねると「ん? 袋から出して箱に書いてある説明通りに鍋に入れて温めたよ」と。
どうやら彼は、カレールーを使ってカレーを作ったわけではなく、レトルトカレーをただ鍋で温めただけのようでした。ドロドロになってしまった理由はおそらく、煮詰めすぎて具材が溶けてしまったからだと思います。
そんな彼も今では夫となりました。この一件で料理がまったくできないとわかったので、今はほとんど台所には立たせていません。
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日本では市販のカレールーを使う家庭が多いようですし、たしかに「カレーを作ったよ」と言われたら、市販のカレールーでカレーを作ったと勘違いしてしまいますよね。一緒に暮らし始めて間もないころは、このようにパートナーの新たな一面を知って驚くことが多いのかもしれません。
著者:ひなママ
イラスト:ちゃこ
今回は、「パートナーの料理に驚いたエピソード」をご紹介しました。今回のお話のように、普段料理をしないパートナーが料理をしたところ、驚く料理が完成した……なんてこともあるかもしれません。しかし、パートナーは苦手なことにも挑戦してくれたのかも。ついつい口出ししたくなってしまいますが、必要最低限のこと以外は言わず、温かく見守ることも大切かもしれませんね。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています。
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