私が知っている彼じゃない!
離婚した元夫は、職場の同僚でした。ハキハキとした物言いで仕事ができ、私の中では「しっかり者」というイメージ。私を気づかってくれるやさしい一面もあり、そんな彼との結婚生活には何の不安も抱いていませんでした。
……が! なんと、結婚した途端……バブ〜と彼がまるで赤ちゃん状態に!!
急に甘えん坊になってしまったのです。結婚前から「結婚したら早めに子どもが欲しい」と話していたのですが、 「子どもはいらない。恵美ちゃんが子どもに取られるのが嫌だから」と、まさかすぎる前言撤回。一緒に暮らして3日で、「この人は誰? 私が好きだった彼はどこ……?」と、私は本気で戸惑ってしまいました。
交際中からそういう一面があり隠していたのか、結婚して変わってしまったのかはわかりませんが、「私が知っていた彼ではない」と別人になった彼を目の当たりにして、彼への気持ちが一瞬で冷めてしまった私。それでも2年、なんとか結婚生活を送りましたが、産んでもいないのに、私はこんなにでかい子どもをもらってしまったのか!?と思うことも多かったです。何度も子どものことも相談しましたが、彼は「子どもはいらない!」の一点張りでした。
◇ ◇ ◇ ◇
お互い考えが異なり、今後夫婦生活を一緒にすることは難しいだろうと離婚するに至りました。今思えば、同棲しておけばよかったかなあ……と思っています。
著者:鈴木恵美/40代女性・主婦
イラスト:アゲちゃん
続いてのお話は、やきとりを食べていたときに夫が子どものような発言をして……!?
「焼き鳥は串から外して」…私はあなたのママか!?年上夫の子どもみたいな発言に怒り爆発

食事中の夫の発言に「子どもか!?」
年上ということもあり、夫に対して「しっかり者」というイメージを抱いていた私。しかし、結婚して一緒に暮らし始めたある日。食卓に焼き鳥を出した際に夫から言われた言葉が衝撃でした。
「串から外すのがめんどくさいから、(焼き鳥を)串から外して」。
この言葉に、「こんな子どもみたいな一面がある人だったんだ」と思うのと同時に、「私はあなたのママじゃないんだけど」という怒りも。「子どもじゃあるまいし、自分でやればいいじゃん!」「私はあなたのママじゃない」と、思っていたことをキッパリ伝え断ったのでした。
◇ ◇ ◇ ◇
パートナーと一緒に暮らし始めた際など、生活感や価値観の違いで驚くこと、これまで相手に抱いていたイメージとのギャップを覚えることは多々あると思います。なかなか指摘しづらいと思ってしまうものの、木村サラさんが寄せてくれた体験談を通して、自分の考えをしっかり伝えるということは、一緒に生活を送るうえでとても大事なことなのだなと気付かされますね。
著者:木村サラ/30代女性・主婦
イラスト:ほや助
今回は、「結婚後に知った彼の甘えたな一面」についてのエピソードを紹介しました。「しっかり者の彼だから安心だと思ったのに…!」と感じることもあるかもしれません。しかし、彼も結婚して今まで見せられなかった一面を見せられるようになるほど、あなたに気を許しているのではないでしょうか。そう思うと、彼の新たな一面を知ることができて「うれしい」と思えるしれませんね。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています。
ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように!