【食費節約のコツ①】葉もの野菜は水菜と小松菜が穴場!

レタスをはじめ葉野菜が値上がりしています。でも、栄養バランスをとるために緑の野菜を献立に取り入れたいし……というときのお助け野菜が水菜と小松菜です。
水菜というと“鍋の具材”というイメージが強いかもしれませんが、実は、生のままドレッシングやマヨネーズをかけてサラダにしてもOK。シャキシャキ食感が楽しめます。また、加熱しなくていいので光熱費の節約にもなります。 少ししんなりさせたい場合は、塩をひとつまみふり、5分程度おくと水分が出てくるので、手で軽くしぼってから使います。
小松菜はアクが少ないので、ほうれん草のように下茹でする手間が要りません。レンチンしておひたしにしたり、生のままフライパンに投入してバターソテーしてもよし。
【食費節約のコツ②】魚は夕方以降の値引きタイムを狙え!

夫や子どもは肉好きだけど、魚もメインおかずに取り入れたい! でも魚は高い!というのが厳しい現実です。
家計に負担をかけず、魚をお得にゲットするなら、夕方以降の値引きタイムを狙う手があります。魚は水分含有量が多く、一般的に肉よりも傷みが早い傾向があります。つまり、干物や、味噌漬け・粕漬けなど下味を付けた魚以外のものは消費期限が短いということです。なので、スーパーは、その日のうちに売りさばきたいのが本音。
そこで、だいたい夕方5時くらいから(スーパーによって異なります)、値引きタイムが始まります。値引きは数段階に分けて行なわれ、多くは10%引きから始り、時間の経過とともに、20%引き、30%引きと進みます。30%でも十分お得ですし、早く帰って夕飯の用意をする必要がある場合は、ここで手を打ってもOK。 でも時間に余裕がある場合は、もう少し粘って半額になるのを待ちましょう。魚売り場のバックヤードの動き(値引きシールを持ったスタッフが出て来る)を見逃さないようにするのがポイントです。
【食費節約のコツ③】夕飯の献立はタンパク質+野菜+炭水化物(PBC)でよし
「一汁三菜」とよく言いますが、これだとメインおかず1品にサブが2品、さらに汁物がつくことになります。でも、毎日のフツーの夕飯は、そんなに頑張らなくてもいいんです。
おかずの品数が増えれば、それだけ食材費がかかります。コストだけの問題ではなく、忙しい毎日、夕飯づくりに、そんなに手間と時間をかけてはいられません。 夕飯の献立は、肉か魚のメインおかず1品と、野菜のサブおかず1品、主食のご飯が基本。これで、たんぱく質、ビタミン、炭水化物が摂れます。
野菜はサラダのような生のものだけではなく、煮物、炒め物、あえ物、酢の物など調理法を変えれば、同じ野菜でもバリエーションがつけられます。 手間をかけるのは、ここまでで、あとは3連パックの豆腐・もずく・芽かぶ・卵豆腐や、キムチ、納豆、厚揚げ、さつま揚げ、焼きのりなど、ほぼ出すだけのおかずをプラスします。これでPBCのバランスがとれた夕飯の完成です。
まとめ
できそうなことから試して、食品の値上がりに対抗してみてください。