怖いと感じたお隣さんの行動
何度か玄関先で立ち話をすることはありましたが、話のリズムや話し方が合う方ではなく、いつも一方的に話を聞くばかり。それも特別楽しい話ではなく、ご自身の経験や知識の「うんちく」のような内容が多いため、次第に「できればあまり長い時間は会いたくないな」と感じるようになりました。
ある日ベランダで私が洗濯物を干していたら、驚くことがありました。
「こんにちは」と突然声がしたのです。一瞬、私宛に声をかけられているのかわからなかったのですが、恐る恐る声がした方向を見てみました。
すると、お隣さんがベランダ越しに覗き込むように顔を出していたのです。「なにしてるの?」と続けるお隣さん。
こちらは心臓が飛び出るほど驚いているのに、その様子に全く気づかないのか、悪びれる様子もなく……。その温度差に、さらにドキドキしてしまいました。それから数回そのようなことがあり、私はベランダに出るときは細心の注意を払って出るようになりました。音を聞いて隣人がいないことを確かめて。
ベランダの壁に数センチの隙間があり、そこからお隣の姿が見えることも。そのため、木材でその隙間をふさぎました。もしかしたらベランダから家の中をのぞいていることもあるのでは、と不安になり、できるだけカーテンを閉めて過ごしています。
お隣さんご本人に悪気はないのでしょう。もしかしたら、昔ながらのご近所付き合いの感覚で、親しみを込めて接してくれているだけなのかもしれません。そう頭では理解しようとしても、やはり突然プライベートな空間であるベランダに顔を出されるのは、正直「怖い」と感じてしまいます。ご近所トラブルに発展させたいわけではないので、こちらができる自衛はしっかりしつつ、適度な距離感を保って、穏やかに暮らしていきたいと願うばかりです。
著者:大畑ちなつ/40代女性/ぼちぼちベテラン主婦。飲食業にパート勤務。趣味は映画鑑賞
イラスト:はたこ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年6月)
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