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「母親なんだからあなたは我慢しなさい」夫に送迎を頼むことを反対する義母。え?そんな…→夫に相談すると…

子どもたちがまだ小学生だったころ、仕事と家事、育児に追われ、習い事の送迎に悩んでいました。夫に協力してもらおうかと考えていることを義母に話したところ、母親が我慢すべきという厳しい言葉が。「そんな……」義母の価値観にモヤモヤした私は、夫に打ち明けてみることにしました。すると夫は……。

 

義母の価値観にモヤモヤ…夫に打ち明けると

子どもたちが小学生だったころ、仕事と家事、育児に追われ、どうしても時間が足りず、子どもの習い事の送迎をどうしようか悩んでいました。夫にも協力してもらおうかと考えていたので、義母に「最近忙しくて、送迎を夫に頼もうかと思って……」と世間話のつもりで話したところ、「それくらい我慢しなさい。あなたは母親なんだから」と思いがけない言葉が返ってきました。

 

一瞬、私は耳を疑いました。私自身も、母親である前に一人の人間で、体力にも限界があります。そして、家族で協力することが大事だと思っていたからです。それなのに義母の言葉には、「母親は全てを背負って当然」という価値観が滲んでいて、正直モヤモヤした気持ちになりました。その場では笑って流しましたが、心の中では、「母親が我慢することが美徳なの?」と問いかけ続けていました。

 

 

その後、夫と話し合って、送迎は交代制にしました。義母の言葉に傷ついたことを伝えると、夫は「気にしなくていいよ」と私の気持ちに寄り添い、理解を示してくれました。そのおかげで、義母の言葉へのモヤモヤが、すっと消えていくのを感じました。

 

義母には義母の時代の「母親像」があったのだと思います。それを否定するつもりはありません。ですが、私たち夫婦は、大変なときは「母親だから」「父親だから」と役割を押しつけ合うのではなく、お互いに「助けて」と素直に言い合える関係でいたい。今回の出来事を通じて、自分たちが築きたい家族の形を、夫としっかり共有できた気がします。

 

 

著者:西村真美/40代女性/高校生の娘と中学生の息子を育てる母。旅行が大好き。

イラスト:きりぷち

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年8月)

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